驚き!ニッポンの底力 鉄道王国物語9 新幹線スペシャル
さいたま鉄道博物館にやってきた。東海道新幹線開業時に作られた「0系新幹線電車」を展示。列車の先端部分には非常用連結器が入っていて、覆うカバーは半透明のアクリル製のため夜に光る。列車の接近をわかりやすくするための仕組みだったが、鳥と衝突して割れる事故があり硬くて不透明なカバーに交換された。座席は2列分で1つの窓。背もたれを動かして対面式にすることもできる。
さいたま鉄道博物館で展示されている「0系新幹線電車」。運転席では、見通しを良くするため床の高さはレールから3m50cm。先端部分は機械室。操縦に使うのは車のアクセルに相当する「マスコンハンドル」、「ブレーキ弁ハンドル」など。制限速度を超えると自動的に減速する装置が導入されている。