NHKニュース7 (ニュース)
日米交渉へ向けて渡米した赤澤経済再生相は互いに納得できる内容でないと合意は成り立たないなどと話した。石破首相はトランプ大統領と約45分間の電話会談を行った。今回の交渉ではアメリカ側のベッセント財務長官が欠席する見通しで、政府内では今回の合意は難しいとの見方も出ている。政府関係者によると、赤澤大臣は来週後半にも改めて訪米し、ベッセント長官と階段する方向で調整を進めているとのこと。日米交渉では日本がアメリカ産大豆やトウモロコシなどの輸入を増やす案が検討されていて、今回も具体的な輸入方法や規模などが議論されるとみられている。一方日本側の交渉の大きな焦点は自動車への25%追加関税の見直しで、関税措置の年間影響学についてホンダが6500億円などメーカー各社が営業利益のマイナス要因として見込んでいる。これまでの交渉でアメリカ側は否定的な認識を示しているが、イギリスとの関税交渉では一定量の自動車について追加関税を10%に引き下げることで合意していて、日本も粘り強い交渉で譲歩を引き出したい考え。