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米国・トランプ次期大統領の政権移行チームは、閣僚や政権高官への起用が発表されていたメンバーに対し、脅迫や嫌がらせの行為が相次いだと発表した。爆破予告や虚偽の通報などがあったということで警察などが安全確保のために対応に当たっているとしている。FBIは27日、トランプ次期大統領が指名した複数の閣僚候補や政権幹部に対する爆破予告やスワッティングを捜査している。情報筋によると標的には国防長官、労働長官、CIA(中央情報局長官)、次期国連大使の候補が含まれ、トランプ氏の広報担当者は暴力的な米国人らしからぬ命に関わる脅しを受けたとしたうえで当局が速やかに対応したとしている。トランプ氏が次期政権のすべてのメンバーの指名を急ぐ中、27日、ロシアとウクライナ担当の特使にペンス前副大統領の補佐官を務めた、退役軍人のキースケロッグ氏を指名した。ケロッグ氏は最近、ロシアとの和平交渉に応じることを条件に、米国はウクライナへの支援を継続すべきだとしていた。その他、トランプ氏は世界最大の医療研究機関、国立衛生研究所の所長にジェイ・バタチャリヤ氏を起用すると発表した。スタンフォード大学教授の医師でエコノミストでもあるバタチャリヤ氏は新型コロナワクチンの義務化とロックダウンを激しく批判した人物として知られている。