NHKニュース おはよう日本 (ニュース)
千葉のコメ販売店では随意契約の備蓄米7割ほど売れるも、1週間あたりの販売量は先月下旬の3分の1ほどになったという。備蓄米販売広がったことなどが背景にあるとみている。競争入札による備蓄米を売り切るための対応を迫られているスーパーも。随意契約の備蓄米の販売を始めたところ競争入札のコメの売れ行き鈍くなったため、現在は仕入れ値に近い価格で販売も売れ残っているという。スーパーでのコメ販売価格は最新で3585円。9週連続値下がりだが下がり幅は徐々に小さくなっていて、農林水産省は「備蓄米の販売ペース落ち着き価格への影響薄れてきている」とみている。専門家は「ニーズに合わせた配分が進んできた結果、ある程度値下がりが一段落ついた」「猛暑が続いていて令和7年産収量が上がるかどうか。コメ足りないとなると再び令和7年産・6年産の値段が上がっていく可能性もゼロではない」などと指摘。