雪不足で冬季五輪ピンチ85%が人工雪/開催可能札幌だけに?1月前倒し案浮上/夏季→冬季移行検討柔道・バレー候補?/五輪“分散開催”既存施設を活用経費減/会場異動車で5時間日帰り観戦困難に?/住民反対で招致熱冷五輪開催今後は?/五輪視聴スタイル変化中継減ネット動画増

2026年2月19日放送 8:57 - 9:27 テレビ朝日
羽鳥慎一モーニングショー (ニュース)

視聴者からLINEで質問・意見を募集している。パネルコーナーはTVer・ABEMAで配信中。
イタリア・コルティナダンペッツォは1956年冬季五輪開催地で2月の平均気温は70年で3.6度上昇した。ミラノ・コルティナ五輪では人工雪の割合が85%。人工雪を作るには大量の水と電力がいるため環境負荷が高いとの批判もある。イタリア・バルディフィエメはリゾート地で雪不足の影響でスキー場が閉鎖しゴーストタウン化している。イタリアではこの5年間に閉鎖されたスキー場は250超。IOCによると、雪不足によって2040年までに冬季五輪を問題なく開催できる候補地は10カ国まで減少。過去に冬季五輪が開かれた21都市の中で現在のまま温室効果ガスの排出が続いた場合今世紀終盤に開催できるのは札幌だけ。そのためオリンピック・パラリンピックともに1か月前倒しが検討されている。
IOCは2030年の冬季大会で夏季大会の競技の一部を実施することを検討している。競技が増加する夏季大会のコスト削減が狙い。ロサンゼルス大会では史上最多36競技を実施予定だが2032年ブリスベン大会では競技が絞り込まれる見通し。冬に移行される競技の候補は格闘技や屋内団体球技。一方、冬季オリンピック連盟は反対している。専門家は「IOCはの独断ではなく競技団体やアスリートとの協議が必要」と話した。
ミラノ・コルティナ五輪イタリア北部4つの会場群で史上初複数都市の名を冠した分散開催。メリットはインフラ整備のための投資を抑制できる。新設会場費用は前回大会の3割減。デメリットは移動距離の長さ・置き去り懸念。分散開催について専門家は「一堂に会して競技を行う意義や理念も忘れてはならない」と話した。開催地の今後のあり方について「今後は分散開催が増えていくだろう」と話した。
IOCの収入の約6割が放映権で約20年で2倍になった。中継視聴者が減少する中ネット動画再生回数は急増。メディア環境の変化と五輪の未来について専門家は「視聴者がリアルタイムで今この瞬間をともにしているという時間体験をいかに担保できるかという点」と話した。


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