報道ステーション (ニュース)
輪島市門前町の上空。一時、孤立状態になった地区もあり甚大な被害に遭った門前町。それでも、町に希望の光をともしたのは野球部の子供たちだった。県外に避難せざるを得なかった部員もいる中、残った部員たちは授業が終わると町の体育館へ。避難所で支援物資を運搬するなどボランティア活動を行った。支援活動が終わったあとはそれぞれでトレーニング。全員集まっての練習が再開したのは4月に入ってからだった。夏の甲子園をかけた石川大会。これまで支えてくれた地域の人の応援を受け塩士さんは力投した。見事、ノーヒットノーランを達成。チームは初のベスト8入りを果たした。試合があると町のみんなが応援に行くため、商店街の店はほとんど閉まっていたそう。地震のあとも、町の人と支え合いともに歩んできた門前高校野球部。先週そのつながりに、再び試練が。