震災遺族が絵本 命の大切さ次世代へ 現場から、

2024年6月19日放送 11:39 - 11:43 TBS
ひるおび! JNN NEWS

東日本大震災で長男を亡くした宮城県の夫婦が3月、1冊の絵本を出版した。描いたのは亡き長男の生涯と13年を経て現れた心境の変化。宮城・女川町を訪れたのは田村孝行さんと妻の弘美さん。慰霊のモニュメントに備えたのは1冊の絵本「ふしぎな光のしずく〜けんたとの約束〜」。25歳で亡くなった二人の長男・健太さんは、小学校で始めた野球を大学まで続け、卒業後は地元の七十七銀行への入行を決めた。しかし2011年3月11日、配属先の女川支店で、震災の揺れと津波に襲われた。高さ10mの支店屋上に逃げた行員たちは津波に飲み込まれ4人が死亡、8人が行方不明のままだ。健太さんには婚約者がいた。二人は健太さんがなぜ高台に避難できなかったのかを伝える活動をした。この活動のなかで健太さんが見守ってくれていると強く感じるようになったという。震災13年で出来上がった絵本は、健太さんが生きた証と命の大切さを次の世代に伝えていく。


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