高畑勲監督とは/根底にあった空襲体験/バブル期に公開された「火垂るの墓」

2025年8月22日放送 19:38 - 19:43 NHK総合
首都圏情報 ネタドリ! 戦後80年 いま見つめ直す「火垂るの墓」

太田光は高畑勲さんと対談をしたことがあるといい、気が付いたときにはアルプスの少女ハイジ、赤毛のアンが僕らの世代でいうと日本のアニメーションの原点で、気が付いたときには知っていたという。火垂るの墓は、作家・野坂昭如の戦争体験を基にした小説が原作。太田光は、高畑さんのアニメーションは宮崎さんもそうだけど子どもの頃からみててリアリティというか一番すごいのは人間の体の動きであったり、焼夷弾でも恐怖が迫ってくるというのが他のアニメーションと比べてすごくリアル、などと話していた。映画が公開されたのが1988年で日本はバブル景気の真っ只中で、当時の映画のチラシを首藤奈知子が紹介。宮崎駿作品のとなりのトトロとの同時上映だった。太田はバブル景気の真っ只中というがもうみんなやばいなという意識があった、言ってみれば狂乱、高畑さんが日本人はなんか忘れてんじゃないのというところの部分がもしかしたらあったのかも、というのが僕の想像だとコメントした。火垂るの墓の企画原案の一文「いまこそ、この物語を映像化したい」と書かれていて、太田光はたぶん高畑さん自身の危機感は上がっていったのかな、などと想像していた。


キーワード
新潮文庫野坂昭如となりのトトロ火垂るの墓アルプスの少女ハイジアメリカひじき/火垂るの墓改版 (新潮文庫)バブル景気赤毛のアン高畑勲

TVでた蔵 関連記事…

オープニング (首都圏情報 ネタドリ! 2025/8/22 19:30

戦後80年 いま見つめ直す 高畑勲監督「火垂るの… (首都圏情報 ネタドリ! 2025/8/22 19:30

「火垂るの墓」が問いかけるもの/「反戦映画で… (首都圏情報 ネタドリ! 2025/8/22 19:30

戦後80年 いま見つめ直す 高畑勲監督「火垂るの… (首都圏情報 ネタドリ! 2025/8/22 19:30

いま見つめ直す「火垂るの墓」 (首都圏情報 ネタドリ! 2025/8/22 19:30

© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.