イット! (ニュース)
仕事始めの今日、東京株式市場で今年最初の株取引となる大発会が行われた。日経平均株価は去年の終値から500円以上下落。今年は去年以上の値上げラッシュとなりそうだ。1月は菓子パンやパックご飯などが値上がり、帝国データバンクによると、4月までに6000品目余りが値上げする見通し。空前の高値をつけているのがキャベツ。兵庫・尼崎市のスーパーで昨日、視聴者が目にした値段は1玉1090円。東京都内のスーパーでも、1玉580円や888円の値段に。農水省の先月の調査では、キャベツの価格が平年の約3倍まで上がっていたが、年が明け、さらに高騰が進んでいるとみられる。東京・文京区のとんかつ店「かつ吉」ではどれだけ食べてもキャベツが無料。お店で使うキャベツは多い日だと1日30個。仕入れ値は6個ほど入る1ケースが2500円から倍の5000円になったという。店長によると、豚肉の方が落ち着いてきていて、キャベツの方が高いという。都内のスーパーアキダイでは今日、1玉398円で販売。去年と比べ4倍近い値段だという。キャベツ高騰の理由として秋葉弘道社長は「基本的に雨が降らなかったことが一番大きな理由」。今夜、関東では久しぶりにまとまった雨が降る予報だが、農水省によると当面は今の状況が続く見通し。