魅力 今秋の”オススメ映画” 名作続編アニメ実写化/映画「ジョーカー2」前作は世界的大ヒット/レディー・ガガが共演/レディー・ガガ歌唱力/日本アニメ「ボルテスV」フィリピンで実写化/懐かしロボットアニメ/フィリピンで人気のワケは?

2024年10月4日放送 10:49 - 11:05 TBS
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この秋オススメの映画「ジョーカー2」、「ボルテスVレガシー」の魅力について。今月11日公開の映画「ジョーカー2」(ジョーカーフォリアドゥ)は2019年に数々の映画賞を獲得した映画「ジョーカー」の完結編。ジョーカーの前に突然現れた謎の女性リーを世界的アーティスト・レディーガガが演じる。映画パーソナリティー・伊藤さとりは「ジョーカー演じるホアキンフェニックスの抜群の演技力と俳優としての存在感、レディーガガの圧倒的な歌唱力は必見。ラストシーンは衝撃的」と話している。ジョーカーはアメリカンコミックのヒーロー「バットマン」最大の敵。これまで数々の名優が演じてきた。「ジョーカー(2019年)」主演はホアキンフェニックス。孤独で心優しいピエロ・アーサーがゆがんだ社会や辛い境遇の中で次第に“悪のカリスマ”へ変貌する姿を描く。ベネチア国際映画祭では最高賞、アカデミー賞ではホアキンフェニックスが主演男優賞を受賞している。「ジョーカー2」は今月11日に公開。
今月18日に公開の映画「ボルテスVレガシー」を紹介。1977年〜1978年に日本でテレビ放送されたロボットアニメが45年以上の時を超えフィリピン実写化。主題歌「ボルテスV」(歌:堀江美都子)はフィリピンでは「第2の国歌」とも言われ多くの国民が歌える。映画パーソナリティー・伊藤さとりのは「作品の節々にはボルテスVへのリスペクトと大きな“愛”を感じる。フィリピンが作品をここまで愛してくれていることに感謝したい」と話した。あらすじを紹介。超電磁マシーン・ボルテスVは1977年〜1978年に日本でテレビ放送された合体ロボットアニメ。5人の若者が操縦する5機のメガが合体して1体のロボットになり地球侵略を目論むボアザン星人と戦う。作品は世界各国に輸出されテレビ放送された。1978年、フィリピンの国営放送で「ボルテスV」が放送され最高視聴率58%の大ヒット。1979年、残り4話で放送中止。中止を命じたのは当時独裁政治を敷いていたマルコス政権で「皆で力を合わせて巨大な敵を倒す」という革命を連想させるストーリーに当時の大統領マルコス氏が怒ったからともいわれている。その7年後、「エドゥサ革命」が起きマルコス氏は失脚、アキノ大統領が誕生し民主化へ。革命直後、放送中止した残り4話が放送。「ボルテスVを放送するために革命が起きたんだ」というジョークが巷で広がる。その後何度も再放送し広い世代に大人気となり国民の認知度94%のアニメになった。
堀江美都子が歌うボルテスVの主題歌「ボルテスVの歌」はフィリピンでは「第2の国歌」とも言われ多くの人が日本語で歌える。堀江さんがフィリピンを訪問すると空港はフリーパスで入国、移動は白バイが先導するなど国賓級のVIP待遇となり、「ボルテスVの歌」を歌えば大盛りあがり。またフィリピン国家警察長官交代式でも「ボルテスVの歌」が流されている。伊藤さとりは、アニメは40話だったがフィリピンでの実写ドラマは90話作られた、それを再編集して新カットを追加して今回映画になったと解説した。ボルテスV レガシーは今月18日公開。


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