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鳥取砂丘で行われている熱中症対策について。おととしからドローンの専門業者に委託して上空からの巡視活動を本格的に実施している。去年8月には砂丘内で倒れていた女児をドローンで発見。すぐに県職員が駆け付け救急搬送につなげた。ドローン専門業者skyer・宇佐美孝太社長は「今まで人が見られなかったようなところもくまなく見られるのが最大のメリット」と話す。県はこれまでの砂丘の入り口に注意喚起の看板を立てたり、外国人観光客には多言語のチラシを配布し熱中症への注意を呼びかけてきた。県自然共生課・間屋口敬祐さんは「砂丘に訪れる観光客が安心して過ごせるような環境づくりをしていきたい」と語った。