家、ついて行ってイイですか? (近ごろ私達はいい感じな女たちSP)
笹塚駅で出会ったはなさん(18歳)はバイト帰りの女子大生。手には「なっちゃん」を持っていた。バイトを頑張ったご褒美だという。家が近いため、コンビニ代を支払い、家までついて行った。購入したのはグミ&ドリンク(573円)だった。バイト先は「瀬里奈」。銀座・六本木・日比谷に店を構える1961年創業の神戸牛一筋の老舗。まかないはご飯だけ。ふりかけを持っていて食べているという。広島出身、上京したばかりで家にはものがなかった。築7年の1Kで家賃は94,000円。ロフトは上がるのが面倒くさくて使ってない。ベッドはなく、ソファで寝ているという。カーテンは無く、段ボールで遮断していた。スタッフが防犯が心配だと語ると、Uber Eatsした際はYouTubeの「男の声」を利用したと再生してくれた。天井の照明は届かないので設置することができず、箱に入ったままだった。キッチンはまな板を置くスペースがなく、ハサミで調理しているという。炊飯器はなく、鍋でご飯を炊く。おにぎりを作って冷凍し、大学に持参する。彼氏はおらず、デートしたことがないという。親心が芽生えた1児のパパ・安井Dが照明をつけようとしたが届かなかったので、数日後、脚立を持って再訪し、照明を取り付けた。笹塚駅で出会ったはなさんの家について行ったら、「あの娘のためなら頑張れる!」そんな素朴な18歳に出会えました。