林修の今知りたいでしょ! (ヨーグルト キムチ チーズはやっぱりスゴいぞSP!)
数ある冬の悩みの中でチーズが受賞したのは冬太り対策に活躍するで賞。その鍵を握る成分はチーズの製造工程で急激に濃縮される。理由は免疫機能に大切なタンパク質やビタミン、乳酸菌などを含むホエイを徹底的に分離すること。ある成分は水分が抜けることで濃度が高まる。その成分は脂肪燃焼以外にも骨粗しょう症予防、歯の健康維持に役立っている。齋藤忠夫先生は「チーズは痩せる効果が最近学会で注目されてきている。原因となるのはカルシウム」などコメント。ある成分の正体とはカルシウム。製造工程の中でカルシウム濃度がUPするが、さらにホエイを抜いていく作業をする。巨大な機械の中へ。これは、チーズに強い振動を与えることで余分な水分をさらに絞り出すための特殊なマシン。この機械でホエイを排出する作業を1日かけて行う。水分たっぷりだった白い塊が24時間後にはすっかりシェイプアップ。その後湿度を管理した特別室で約1カ月熟成。カマンベールチーズが感性するわけだが、しっかり水分を絞り出し、カルシウムを濃縮するのはどのチーズも同じ。
栃木県の今牧場チーズ工房でもホエイを絞り出し、しっかり濃縮。なぜカルシウムが冬太りを解消することにつながるのか。その要因こそ、カルシウムの死亡排出&燃焼パワー。通常食事で摂った脂は消化液で細かく分解され吸収。体内にカルシウムが豊富に存在すると脂の一部とカルシウムが結合、大きな塊となって便とともに排出される。それだけでなく、脂肪の代謝を活性化、冬太り対策につながると考えられている。林さんは夜にワインとチーズを食べるという話をしたが、これについて齋藤忠夫先生は「ワインに含まれるポリフェノールの抗酸化作用は脂肪蓄積を抑える効果が報告されている」とコメント。
現在世界には約1000種類のチーズがあると言われている。「チーズの中で最もカルシウム含有量が多いのは?」というクイズが出題された。
