モーサテ (経済情報)
大和証券CMアメリカ・高橋諒至の解説。IPO新規株式公開を含む株式発行を通じた資金調達の件数と金額の推移を紹介。どちらも巣ごもり需要でハイテク株が急騰した時期に大きく増加しその後下火となっていたが、昨年後半にはトランプ政権で規制緩和が進むとの期待で回復の兆しが見られた。ただ、実際は関税など株式にとって悪材料となる政策が目立ち、株式市場も2月から軟調となったため、年明け以降に案件が減少。先週末コアウィーブのIPOがあったが足元の不安定な相場状況を受けて、投資家の需要が震わず、当初最高で55ドルを予定していた公開価格を40ドルに引き下げて上場することとなった。軟調な滑り出しを受けて他の案件への影響も懸念されている。ただこれだけ上場前に悪い取り上げられ方をされた案件も珍しいと考えていて悪材料を出尽くしと捉えられれば株価は次第に堅調となる可能性もある。今後も基本的には成長株の大型の資金調達が続く見込みであり、市場の活性化に寄与すると期待しているなどと解説をした。