林修の今知りたいでしょ! 全国の先生300人が選んだ!今行ってほしい 美術館 博物館ランキングBEST10
国立科学博物館で見るべき標本を紹介。日本人なら誰でも知っている動物の標本がある。それは犬のはく製だが、南極観測隊で活躍した樺太犬のジロと忠犬ハチ公のはく製が。忠犬ハチ公は大正末期から昭和初期に渋谷駅で飼い主の帰りを出迎えたがその飼主の死後も約10年か通い続けたとして一躍有名になった秋田犬。飼い主が東京大学の教授だったが内蔵などは東京大学に保管されている。2011年には東京大学がハチ公の死因の新事実を発表。MRI撮影の結果、肺と心臓に悪性腫瘍がみつかったがそれが死に関連していたとされる。次に小学生が発見し大ニュースになった日本の絶滅動物のはく製。それは犬のような動物だが、これは日本で絶滅したニホンオオカミのはく製。1905年に絶滅したニホンオオカミだが国立科学博物館でヤマイヌの一種として長年保管されてきたはく製で、5年前に当時小学4年生だった小森日菜子さんがニホンオオカミでは?と指摘した。その後研究者と調査した結果、ニホンオオカミだとわかった。発見したニホンオオカミのはく製は、収蔵庫で保管されている。