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1日、ドイツで行われた州議会選挙で、移民や難民に対して排他的な主張を掲げ“極右”と批判される右派政党が第1党となった。国際部・長砂貴英デスクが「ヨーロッパで極右とは、反移民だけではなくてリベラルな価値観、グローバリズムに反対するという立場も含まれる。ナチスへの反省から寛容さや多様性を重視してきたドイツで極右とされる政党が主要な選挙で第1党になるのは初めて。ヨーロッパでの右傾化の流れが、ドイツでも顕在化したことを示している。ドイツのショルツ首相は“つらい結果だ”と危機感を示しており、支持が広がらないように取り組む考えを強調した」と述べた。