サタデーステーション (ニュース)
沖縄や奄美で降り続いた猛烈な雨。11月に大雨特別警報が発表されるのは初めて。日本列島の南では次々熱帯低気圧が発生し、台風に発達したものも。鹿児島県の与論島ではあちこちが水浸しに。牛も避難。島内では3か所で土砂崩れが発生。道路上に茶色く濁った水が勢いよく流れていく。与論町最大の繁華街、銀座通り。スーパーの店内にも水が押し寄せ、棚が倒れ、商品も散乱。与論町では床上浸水20軒、床下浸水9軒、人的被害は出ていない。猛烈な雨が降り続いた与論町。沖縄県北部でも線状降水帯が発生。大宜味村では土砂崩れによる倒木で道路が寸断。道路が陥没している場所も確認。東村では川岸が崩れ、民宿のトイレと物置も崩落。日本の南のフィリピン沖で台風23号、マーシャル諸島で24号が発生。気象予報士・村上公平が解説。
大雨の要因となった高い海水温。列島各地に異例の暖かさももたらしている。今月1日に長野県内で最も早くゲレンデ開きをした軽井沢プリンスホテルスキー場。オープンに向けて先月から8基の造雪機を24時間フル稼働。暖かさの影響で去年よりも作業を早めざるを得なかった。ヨーロッパの気象機関は7日、「ことしの世界の平均気温が観測史上最も暑かった去年を上回る見通し」と発表。CNNなどによるとフランスのスキー場では温暖化や雪不足を原因として閉鎖が相次いでいる。
山梨県富士河口湖町、「コンビニ富士山」として一躍有名になった場所。目隠しのため設置されていた幕が撤去され、再び多くの外国人観光客が訪れていた。今週富士山では130年の観測史上最も遅い初冠雪を記録。山梨県の人気紅葉スポット、富士河口湖紅葉まつり。まだ紅葉していないものも多く、見ごろが例年より1週間から10日ずれている。モミジの木が川と遊歩道を覆うようになっている「もみじ回廊」。きょうは緑や黄色のトンネル。京都・嵐山でも葉っぱは緑色。見ごろはまだ先だが既に観光客で大混雑。車の目の前を横切ったり、道路に広がって歩く観光客の姿があった。食べ歩きで出たとみられるごみが放置されている場所も。最低気温7.8℃となり今季最低となった東京都心。週は東京で23℃、熊本で26℃など西日本を中心に再び夏日となる場所も出てくる予報。