開運!なんでも鑑定団 (開運!なんでも鑑定団)
島根県・雲南市にある老舗和菓子屋吉原亀栄堂にやってきた。次の依頼人は、店主の一文さん。看板商品は、公園飴と言われる砂糖と水飴を寒天で固めたもの。名前の由来は、地元出身の彫刻家がこのお菓子を気に入り、その方が公園を設計され、それにちなんで名付けられたとのこと。今回のお宝は、その有名彫刻家の作。110万円で購入。内藤伸さんの木彫。内藤伸は「牛刀」などの作品で文展に入選し、高く評価され気刀彫は内藤伸の代名詞になった。 「白雲超峰」は内藤伸が77歳の作。この時、脳出血を患い、左半身が麻痺していたが「信念を深く打ち込むのみ」と言い木に向かった。今回の依頼品は、李白と禿が何かを見上げ、愛らしい表情。木目を活かしたざっくりとした彫り方はいかにも内藤伸を思わせる。果たして鑑定やいかに?