- 出演者
- 福澤朗 今田耕司 菅井友香 中尾明慶 伊礼彼方
老舗和菓子店の店主が現物も水に買った有名彫刻家の木彫。三岸節子の花の絵。新企画!名車鑑定大会。自動車、バイク、自転車が大集合。
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- カボチャのソフトクリームミス・サイゴン
本日のゲストは俳優の伊礼彼方さん。日本人の父とチリ人の母。1982年生まれ。アルゼンチンで育った。8歳から横浜で暮らす。スペイン語で生活していたため、日本語がうまくしゃべれなかった。ザ・ブルーハーツのコピーバンドで活動。路上ライブをはじめた。ミュージカル「テニスの王子様」で舞台デビュー。「エリザベート」でも活躍。最近はミュージカル「レ・ミゼラブル」でも活躍。警察官役だ。もう二度と路上には立ちたくないとのこと。「レ・ミゼラブル」は来年6月まで。
1957年のポーランドの記念切手。4枚綴りで、1枚だけミスプリントがあり、女性が笑って見える。額面は1枚100円。本人評価額10万円。結果、5000円だ。有名なエラー切手で、数がたくさんあるという。「手紙を書く少女」というタイトルの切手。1918年発行のアメリカの切手にエラーがあり、「逆さのジェニー」と呼ばれている。世界で一番有名なエラー切手だ。
島根県・雲南市にある老舗和菓子屋吉原亀栄堂にやってきた。次の依頼人は、店主の一文さん。看板商品は、公園飴と言われる砂糖と水飴を寒天で固めたもの。名前の由来は、地元出身の彫刻家がこのお菓子を気に入り、その方が公園を設計され、それにちなんで名付けられたとのこと。今回のお宝は、その有名彫刻家の作。110万円で購入。内藤伸さんの木彫。内藤伸は「牛刀」などの作品で文展に入選し、高く評価され気刀彫は内藤伸の代名詞になった。 「白雲超峰」は内藤伸が77歳の作。この時、脳出血を患い、左半身が麻痺していたが「信念を深く打ち込むのみ」と言い木に向かった。今回の依頼品は、李白と禿が何かを見上げ、愛らしい表情。木目を活かしたざっくりとした彫り方はいかにも内藤伸を思わせる。果たして鑑定やいかに?
日産 ダットサン ブルーバードが登場。ブルーバードは昭和38年式だ。1959年から2001年まで、日産が製造。神奈川ナンバーだ。試乗する。鑑定結果は180万円。
ホンダ CB750FOURを紹介。市販車で初めて時速200キロを記録し、ナナハンブームを巻き起こしたもの。23歳の時、このバイクを新車で手に入れたという。今から53年前の1971年製のもの。翌年、ヘルメット着用が義務化されると乗車するのが億劫になってしまい、その後は実家に預けっぱなしだという。走行距離は2万キロにも届いていない。市販車初の4気筒エンジン。本人評価額は130万円。結果は280万円。大切にしてきたのがわかるとの評価だが、マフラーの腐食、ガソリンタンクの凹みがマイナスポイントだったという。
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- ホンダ・ドリーム CB750FOUR
イタリアの名車であるデローザ 創業35周年記念モデルを紹介。世界で350台作られたもの。デローザは1953年、イタリアでウーゴ・デローザが立ち上げたブランド。史上最強のレーサーであるエディ・メルクスに供給していたことで知られる。4年前デローザマニアから譲ってもらったものだという。60万円で購入したものだという。本人評価額は60万円。結果は120万円。
次に1959年製の三菱 ジープを紹介。ジープはもともと、第二次世界大戦中、アメリカ軍のために開発された四輪駆動車で戦後日本にも導入され、製造元であるウィリス・オーバーランドの協力を経て三菱が組み立てを行っている。そのため、左ハンドルとなっている。父が32歳の時に祖父に新車で買ってもらったもので、当時の価格で97万円。林業を営んでいたという父の山仕事で活躍した車だという。2年前に受け継ぎ、山仕事で使用しているという。本人評価額は300万円。結果はCMのあと。
三菱 ジープの結果は350万円。ジープはもともと軍用車だったが、ウィリス・オーバーランドは民間に売りたいと考え、畑などで使えるようタイヤを横に持っていき、後ろから荷物の乗り降りできるようにしたという。
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- ウィリス・オーバーランド三菱・ジープ
アメリカの子どもたちを熱狂させた自転車としてシュウィン スティングレイを紹介。1960年代から流行した子供用自転車で一番の特徴はハンドル。子供用としては珍しいディスクブレーキが標準装備されている。本人評価額は15万円。結果は30万円。
依頼人は、三重県松阪市の田口さん。お宝は、知り合いの茶道具店の社長から、当時持っていた掛け軸と100万円で譲ってもらったという三岸節子の油絵だ。三岸節子は、1905年に愛知県に生まれ、先天性股関節脱臼のため足が不自由だった。鬱屈とした少女時代を支えたのが絵画で、画家を志した。16歳で上京し、岡田三郎助に師事しながら、女子美術学校で洋画の基礎を学んだ。三岸好太郎と出会い、19歳で結婚。このころ描いた自画像は、第3回春陽会展で女性として初めて入選した。結婚から10年後、三岸好太郎が旅先で急逝した。女性画家の地位向上に努め、美術団体を結成した。好んだモチーフは花。63歳でフランスに渡り、風景画を描いた。鮮やかな色彩が特徴で、特に赤は「節子の赤」と呼ばれ絶賛された。84歳で帰国し、大磯のアトリエで作品づくりに臨んだ。94歳で他界した。依頼品は、花瓶にいけた花が描かれている。鮮やかな色彩やデフォルメなどは節子を思わせる。
依頼品「三岸節子の油絵」の本人評価額は、400万円。鑑定結果は、3000円だった。依頼品は偽物だった。三岸節子の絵は、何層にも塗り重ね、立体的な質感が特徴だが、依頼品はそれを描ききれていないという。本物なら400万円はするという。依頼人の田口さんは、信じがたいなどと話した。
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- 三岸節子
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