- 出演者
- 福澤朗 今田耕司 菅井友香 大家志津香
オープニング映像。
ゲストは大家志津香。AKB48の研究生として2年4か月の下積みを経て2009年に正規メンバーへ昇格。体を張ったキャラクターがうけバラエティー番組で活躍。2021年、14年半の活動を終えAKB48を卒業。卒業後1年間で20キロ以上も激太りしたがYoutubeでダイエットの様子を発信し何とか元の体型に戻しその後は週2回トレーニングに励んでいる。プライベートでは2024年4月、俳優・岩田玲さんと結婚。
大家志津香のお宝は「岡田三郎助の油絵」。鑑定額は5000円。誰かが描いた絵に別の人間がサインを入れて岡田の偽物に仕立てたもの。
依頼人の清田さんは3年前、脊柱菅狭窄症を発症し歩くこともままならない日々を送っていた。4か月前自転車に乗ってみたところだんだん普通に歩けるようになったという。お宝は「山本梅逸の掛軸十二幅」。父が骨董商から購入したもの。
山本梅逸は地元絵師の下で修業に励む一方、豪商・神谷天遊の庇護を受け中国の古画を模写し腕を磨いた。天遊が没すると日本各地を歴訪。頼山陽や谷文晁と親交を深め研鑽を積み煎茶や俳諧にも親しんだ。「文豹図」で藩主献上の栄誉を賜った。50歳の頃、京に移住。円山・四条派の画風に一工夫加えて独自のものに変えていった。優れた描写力は山水画においても遺憾なく発揮された。
今回の舞台は愛媛・西予市。宇和海に面した自然豊かな町。今話題のスポットは宇和米博物館。建物は旧宇和町小学校校舎で109mの日本一長い木造廊下がある。ここではぞうきんがけレースを体験できる。
プロレスファンの羽田さんのお宝は「アントニオ猪木が巌流島の戦いで持参した櫂」。
依頼人・小西さんのお宝は「カミーユ・クローデルの彫刻『ワルツ』」。25年程前、古くから付き合いのあった企業の方から倒産寸前のため1000万円で買ってほしいと頼まれたものだという。
カミーユ・クローデルは1881年彫刻家を志しパリへ。オーギュスト・ロダンはカミーユの才能と美貌に魅了されモドレと呼ばれる肉付け技法を惜しみなく伝授。やがて2人は愛しあうようになり互いに互いの姿を制作。しかしロダンには内縁の妻がいた。さらにカミーユのアイデアと才能はロダンに取り込まれ専門家でも2人の作品を見分けることが難しくなっていたが世間はまだ女性の彫刻家を認めず全てロダンの名誉となった。「ワルツ」は一人の彫刻家として認められたいという葛藤の中で生まれた。ほどなく2人は破局。その頃カミーユが手がけたのは代表作「分別盛り」。しかしいくら作っても世間からはロダンの模倣と揶揄されてしまう。カミーユは徐々に心を病み48歳の時に精神科の病院に収容される。その後亡くなるまでの30年間、一切外に出ることはなく二度と粘土を触ろうとしなかった。
小西さんのお宝は「カミーユ・クローデルの彫刻『ワルツ』」。鑑定額は3500万円。1990年パリ造幣局がカミーユ・クローデルの遺族が所有していた石膏原型を元に制作した復刻版。
お宝鑑定依頼を大募集!詳しくは番組ホームページまで。
「開運!なんでも鑑定団」はTVer・U-NEXTで配信中!
- キーワード
- TVerU-NEXT開運!なんでも鑑定団