トランプ大統領は25日、SNSで和平案について「意見の相違点はわずかになった」としてウィトコフ特使に対しロシアを訪問しプーチン大統領と会談するよう指示したことを明らかにした。ウクライナ側とはドリスコル陸軍長官が会談するとしている。トランプ氏は和平交渉が最終段階になった場合に限りウクライナのゼレンスキー大統領やプーチン大統領と会談するとして「近いうちに会談できることを期待している」と述べた。一方、アメリカメディアによるとドリスコル長官は24日からUAEのアブダビでロシアの代表団と会談を行っている。現地ではウクライナの代表団とも会談する予定。ロシアのラブロフ外相は25日、修正された和平案が今年8月の米露首脳会談の内容を反映していない場合、「全く状況が変わる」と述べ、ロシアの要求を踏まえるよう釘をさした。
