THE世代感 昭和世代でも驚ける昔の温泉街 映像クイズ
次に正門良規が夜の街が浴衣だらけと答えて正解となり10点となった。夜の街でみんな浴衣姿であったが、現在は浴衣はほぼ見当たらない。当時の熱海は非常に盛り上がっていて口コミでも評価が高かったため、そこで浴衣で歩くことが当時のステータスだった。なぜ現在は外で浴衣を着なくなったのかというと、昔は熱海旅行は宿泊が当たり前だったが現在は旅館も日帰り客向けに温泉を開放するところが増えており年間約700万人中約400万人が日帰り客となっている。浴衣を着ない日帰り客が急増したことが熱海の繁華街の景色を変えていた。
次に森田哲矢が干物店が多いと答えて正解となり10点となった。現在の街中を見てみると干物店の看板はなく、全く違う風景になっていた。伊東の干物店は約60軒から約30軒に半減し、その理由はお魚離れや高齢になった方が廃業するからである。苦境の紐の業界だが最近はある商品を販売し人気が出ているという。その商品は「骨なし干物」であり、食べやすく若者や子育て世代に好評となっている。
次は矢田亜希子が温泉でお酒飲んでると答えて正解となり10点となった。当時はCMやアニメなどでも温泉旅行の代名詞として温泉と日本酒の組み合わせは多く登場していた。しかし現在伊東市の温浴施設の組合に聞くと、入浴中の飲酒を認める施設は62軒中0となっていた。今は浴室に飲食物を持ち込むのは禁止行為であり、入浴中の飲酒は血圧が低下することから飲酒後の入浴も控えるべきと注意喚起されている。昔は温泉旅館に露天風呂が急に増えだしたのは70年代後半から80年代であり、その設置したウリとして露天風呂でお酒を飲めるサービスをしたとのこと。
松田好花は宴会場に通り道がないと答えて不正解となったが、令和世代の若者も同じ考えはあった。密集している状態となっていたが、当時は現在の宴会の倍の人数だったためである。