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陸上の年間王者を決める「ダイヤモンドリーグ ファイナル」。北口榛花が最終投てきで今シーズン自己ベストをマークし大会連覇を達成した。パリオリンピックでは日本女子フィールド種目初の金メダルを獲得。この2つの大会で金メダルをとったやり投げ女王がきのう凱旋した。北口らしい和やかな雰囲気で記者会見がスタート。2つの金をとったものの苦しかったと今シーズンを振り返った。地元に戻ったらやりたいことはラーメンやお寿司など北海道の美味しいものを食べたいという。去年番組に出演した際も地元の食事が楽しみな様子だった。会見にあった椅子は猫背に悩む北口のために開発された秘密兵器の「斜め椅子」。猫背だと肩周りの可動域が狭くなりやりを遠くに飛ばすことができなくなってしまうそう。そこでサポートを続けている「チーム北口」が制作した。前方に向かって18度の傾斜がついていて座るだけで姿勢が正されパフォーマンスも向上した。ところがオリンピックの舞台で大きな問題が。大会のルール上フィールドに椅子を持ち込めなかったのだ。そこで考えられたのが話題となった寝そべるポーズ。椅子の開発に携わった小山准教授によると頬杖をつき寝そべることで猫背を矯正していたという。ダイヤモンドリーグファイナルでは前日練習で椅子を使う姿があった。今後について北口は「今季は一旦休んで充電期間に入りたい。来シーズンのトレーニングに向けては自分の原点であるものを大事にしたほうが良いと思うので、水泳やバドミントンを何らかの形でトレーニングに結びつけていけたら。」などと話した。