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市議会から不信任決議を受けた静岡・伊東市の田久保真紀市長が昨日、議会の解散を選択した。解散の理由について田久保市長は「議会初日に不信任決議が全会一致で出て審議がストップし議会が行われない形になった。審議が終わってからの不信任案提出なら違う進路の選択もあった」などと話した。議会解散により伊東市では来月20日までに市議選が行われる。その後新たな議会で再び不信任決議案が可決された場合、市長は失職し市長選挙が行われることになる。ただ可決には全議員の3分の2に当たる14人以上が出席し、過半数の賛成が必要になる。市議選には約4500万円、市長選には約3000万円の経費がかかるとみられている。田久保市長は市議選について「私に対してイエスマンである議会であってはならない。いろんな議論があってしかるべきでそういった意味での新しい力に期待している。今回の選択が伊東の大きな改革につながると信じて皆様に信を問いたい」などと話した。