NHKニュース7 (ニュース)
アメリカ・トランプ大統領は、2期目の就任後では初めてとなる1年間の施政方針を示す演説を行った。トランプ大統領は、バンス副大統領と共和党のジョンソン下院議長の前に立ち、「アメリカは戻ってきた」と宣言した。共和党側は盛り上がる一方、民主党側は座ったまま。演説では、就任直後から多くの政策を実行し、成果を上げてきたと強調した。
アメリカ・トランプ大統領の施政方針演説。トランプ大統領が導入を検討するとしてきた相互関税。貿易相手国と同じ水準に関税を引き上げることについて「アメリカは何兆ドルもの利益をあげかつてないほどの雇用を創出する」。そして、矛先は各国に向けられた。関税について日本への直接的な言及はなく、日本が対象になるかどうかは不明。
アメリカ・トランプ大統領の施政方針演説。ゼレンスキー大統領との会談が物別れに終わり、軍事支援を一時停止したトランプ大統領。「ゼレンスキー大統領から重要な書簡を受け取った。鉱物資源や安全保障をめぐる合意についていつでも署名する用意があると書簡を送ってくれたことに感謝している」とコメント。施政方針演説は、歴代大統領の中で最も長い、およそ1時間40分に及んだ。