THE TIME, THE TIME,マーケティング部
1947年~1949年の間に生まれたいわゆる「団塊の世代」が今年で75歳となり、仕事を引退する人が増えて人手不足・後継者不足が深刻になる「2025年問題」が懸念されている。こうした中、後継者を探す企業と経営者になりたい人を結ぶマッチングサイトが注目されている。毎月20件ほど後継者募集の新規案件があがり、それに対し500~600件ほど「継ぎたい」という問い合わせが来るとのこと。これまでに100件以上のマッチングが成立しているという。成立したマッチングの1つが宮崎市にある「お食事処 ライオン」。後継者の秋丸浩司さんは以前はバーテンダーで料理は全くの素人だったというが、先代の中西幸一郎さんは「若くて元気が良さそうだったから譲った」などと話した。忙しい時は先代が無償で手伝ってくれるといい、秋丸さんは「すごく助かりました」などと話した。
高齢化により農家も深刻な人手不足となっている。こうした中、1日単位の農業バイトが人気だという。副業OKな企業が増えたことや、スキマ時間でお金を稼ぎたいと考える人が増えたことが人気の背景にあるという。そこで文ちゃんが山梨・北杜市の畑山農場で農業バイトを体験。一緒にバイトした人に話を聞くと、「農業を体験してみたい気持ちがあった」や「空いた時間に仕事を探していたら引っかかった」などの声が聞かれた。バイト後は給料に加えて売り物にならない野菜を好きなだけ持って帰って良いとのこと。