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2026年の日米金融政策展望について木内登英氏が解説。政治の介入や独立性を維持できるかが共通したテーマ。特に注目なのはFRBのパウエル議長が5月に交代するが、その前にトランプ大統領は後任人事を発表する。日銀は引き続き利上げを目指す。ECBは政治的な圧力を受けているが、日米と比べて政治介入のリスクは低い。FRBの利下げは3回と予想され、その場合政策金利は3%を下回る。日銀は9月に0.25%の利上げ、ECBは政策金利を据え置くとみられる。利下げが進む背景には、相互関税の合法性を巡る最高裁の判決、パウエル議長の後任人事発表が考えられる。昨年12月に日銀は利上げを実施したが、政府と日銀の対立の構図は今年も続くとみられる。インフレ率は現在消費者物価は3%だが、基調的な物価は1%半ばでで安定している。円安が修正されればもう少し下がってくるとみられる。
