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昨日、衆議院選挙が公示された。自民党は震災以降、安倍氏も岸田氏も国政選挙の第一声は福島からだった。昨日、新潟2区では自民党から非公認となった細田候補が街頭演説。細田候補は「まず今般の政治資金の問題によって、有権者のみなさまに深刻な政治不信が引き起こされていることを心からお詫びを申し上げたい」と裏金問題について謝罪。事務所もはがきなどの修正作業に追われていた。非公認の影響について細田候補は「不具合は特に感じていない。新潟県連の推薦はいただいている」としている。街頭演説の会場には自民党県議らの姿も。さらに、きょう午後には自民党の高市早苗氏が細田氏の応援にかけつける予定。こういった状況について立憲民主党前職・菊田候補は「ルールを守らない自民党だな。有権者をごまかそうという魂胆がみえみえ」などとコメント。菊田氏は新潟県で7期21年の経験をもつが区割りが変わる。旧4区から新2区で出馬。菊田候補は「選挙区が変わるのは本当に大変。ゼロから作り直す必要がある。後援会もない」。昨日菊田氏が第一声で訴えたのは政治とカネの問題について。世襲議員の制限や富裕層への増税などを訴えている。日本維新の会・新人・井上候補は政治とカネの問題に「対象になった人や県連が自民党の対応がおかしいと怒っている。これは当事者意識の欠如」。井上氏は古い政治を打ち破るをキャッチフレーズに、持続可能な社会保障制度などの実現を目指す。今月27日の投票日まで激しい戦いが続く。