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きのう夜遅く、報道陣の取材に応じた小泉農林水産大臣は「説明会には300社以上、参加人数は400人超え。想定をはるかに上回る」などと発言した。備蓄米の随意契約に初日だけで7社から5万8000t分の申し込みがあったと明らかにした。小泉大臣の就任から1週間足らず。政府が新たに始めた備蓄米の随意契約。これまでの一般競争入札と違い、スーパーなどの小売業者に備蓄米を直接売り渡すため、安く早く消費者に届けることを狙っている。前回の備蓄米放出では、落札価格の平均が60kgで2万2000円ほどだったが、今までの半額近い金額で備蓄米を放出するほか、輸送費も国が負担。買い戻しも求めない。夕方から開かれた農水省の説明会にはドン・キホーテの運営会社やアイリスオーヤマなど318社が参加した。アイリスオーヤマは説明会の最中に申し込みのメールを農水省に送った。アイリスオーヤマ・田中管理本部長は「6月2日には販売できる」とコメントした。1万tの購入を希望していて、他のコメとブレンドせず「政府備蓄米」として販売する。アイリスオーヤマ・大山社長は「税抜き2000円で行きたい」、ドン・キホーテを運営するPPIHの初山常務執行役員は「総合ディスカウント事業だから、ほかで利益をとることができる」などと発言した。備蓄米は玄米で届けられるため、課題について初山常務は「袋の確保と精米所の確保が一番のボトルネック」とコメントした。他にも大手小売りではセブン&アイが参加を決め、イオンも前向きに検討している。オーケーはすでに申し込みをしていて、精米工場も手配済み。また、LINEヤフーと楽天グループもネット販売での取り扱いを前向きに検討している。街の人は「2000円っていうのはちょっと大丈夫?って」などとコメントした。丸山商店・丸山代表は「日本政府のやり方はおかしいんじゃないか」などと発言。