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国のIT大手、アマゾンはAI人工知能を使って運ぶべき荷物を瞬時に見分ける最新の配送車両を発表した。アマゾンは9日、テネシー州にある物流拠点で最先端の技術を公開した。今回、初めて披露されたのはAIを搭載した配送に使う電気自動車、VAPR。この車は配送先へ到着するとAIが積み込まれた荷物をコードをもとに瞬時に見分け今配達されるべきものには緑色でマルを、そうでないものには赤色でバツのマークをプロジェクターで投影する。試験段階では一日当たり30分、ドライバーの作業時間が短縮されたとしていて来年初頭までにまずは米国で導入される予定。また6000台以上のロボットが運用されている物流拠点内部の様子も公開されAIを使った完全自律型のロボットが周囲の状況を判断しながら人やものを器用に避けて商品を運んでいた。ネット通販の需要が高まる中、従業員の負担軽減や一層の効率化につなげるねらい。