COP29 米の協力に不透明感

2024年11月11日放送 10:25 - 10:28 NHK総合
キャッチ!世界のトップニュース (ニュース)

気候変動対策に消極的だと指摘されるトランプ氏が再び大統領になることで、地球温暖化対策にも米国の今後の協力に不透明感が出ている。気候変動への対策を話し合う国連の会議「COP29」がアゼルバイジャンで開幕するが先進国が途上国の温暖化対策を支援するための資金目標などが主要な議題で議論の行方が大きな焦点となりそう。今年初めて、世界の平均気温が産業革命以前に比べ摂氏1.5度以上上昇するとみられている。米国・トランプ次期大統領は気候変動に対する行動に懐疑的で「米国を国連の気候変動会議の主要な交渉から離脱させる」と述べている。米国は交渉団を送ってきたが1月にトランプ氏が大統領に就任すれば今までの米国の公約のどれでも覆すことが可能。しかし、協議に関与している環境活動家は「気候変動会議の進行が阻まれることはないと考えている」と話している。交渉では貧しい国が化石燃料から脱却し気候変動に順応するため豊かな国がどれだけ資金を拠出するか合意を目指す。現在は年額1000億ドルだが、数千億ドルへの増額が期待され、さらに途上国は1兆ドル以上を望んでいる。懸念されるのは米国離脱の可能性が高い中、それだけの資金集めはより一層困難となり、それが国々の二酸化炭素削減の意欲をそぎかねないということ。


キーワード
国際連合英国放送協会ドナルド・ジョン・トランプ化石燃料産業革命バクー(アゼルバイジャン)地球温暖化対策国連気候変動枠組み条約第29回締約国会議

TVでた蔵 関連記事…

政府支出見直す組織 マスク氏がトップに (ニュース 2024/11/13 12:00

元軍人のTV司会者 国防長官に起用 (ニュース 2024/11/13 12:00

トランプ政権にイーロン・マスク氏 (大下容子ワイド!スクランブル 2024/11/13 10:25

NEXT (大下容子ワイド!スクランブル 2024/11/13 10:25

免責特権の判断 延期 (大下容子ワイド!スクランブル 2024/11/13 10:25

© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.