モーサテ (ニュース)
ECB理事会は0.25%の利下げ。4会合連続の利下げ。ニッセイ基礎研究所・伊藤さゆりさんがスタジオで解説「事前に完全に織り込まれていた利下げ。ECBはこれまでは、賃金と物価のスパイラルを警戒してきたが、昨日発表されたGDP(域内総生産)でも象徴する通り、需要は弱くなってきている。内省的なインフレ圧力への警戒を解くことができるようになった。サービスインフレは続いているが、過去の賃金上昇を反映。先行きは上昇は低下方向にあるというのがECB・ラガルド総裁の説明」、賃金トラッカー2025年は3.2%に鈍化するということで2%目標に整合的であると今回の利下げ判断を妨げるものはなく、全会一致の決定だった」などと解説をした。