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トランプ大統領は12日、SNSで「EUからの輸入品に8月1日から30%の関税を課す」とする手紙を公開した。相互関税発表時のEUに対する関税率は20%だったが5月には50%に引き上げる考えを示していた。フォンデアライエン委員長は「交渉による解決を優先していた」などとする一方、「EUの利益を守るためあらゆる手段を講じる」などとしている。トランプ大統領はメキシコからの輸入品にも30%の関税を課すと発表した。メキシコにはフェンタニルの流入を理由に25%の関税を課しているが、フェンタニルの流入対策が十分ではないと指摘した。シェインバウム大統領は合意できると信じているとした上で「我が国の主権は決して交渉の余地がない」などと述べている。