NHKニュース7 (ニュース)
アメリカにとって貿易赤字が大きい国トップ6に入るEUときょう関税交渉合意。EU委員長との関税交渉をめぐる会談でトランプ大統領は、日本との交渉を引き合いに出した。合意内容についてみていく。幅広い品目・自動車については日本と同じ15%に。投資については日本より多い6000億ドルをEUが約束。米国製品購入拡大については、EUは今後3年かけて7500億ドル相当のLNG・石油などを購入することで合意したという。EU関係者によると、今回の交渉は日本側の助言も受けながら準備したとのこと。一方アメリカにとって貿易赤字トップ1の中国とは、このあと米中高官による貿易協議が始まる。一時100%を超える追加関税をかけあった両国。5月に互いに大幅に引き下げ、このうち24%分については90日間停止していて、期限は来月12日。協議にはベッセント財務長官や何立峰副首相らが参加して、停止期限の延長をめぐっても議論か。