IMFとの合意は/債権国 日本への影響は/外交政策は

2024年9月27日放送 4:32 - 4:35 NHK総合
国際報道 SPOT LIGHT INTERNATIONAL

ニューデリーから中継。IMFとの合意見直しについて、アマラスリヤ氏は大枠は維持されるとしつつ、スリランカの実情に合った条件にするよう求めていくとしている。しかし、具体的な要求内容については明らかにしなかった。また減税による財政不足を汚職撲滅や行政の効率化で穴埋めできるとしているが、実現できるかどうかは不透明とのこと。こうした中、ディサナヤケ大統領は一昨日議会を解散し、今年11月に選挙を行うと発表した。大統領選での勝利を追い風に議会でも勢力を伸ばして支持基盤を固めた上で、IMFとの交渉や減税などの公約の実現を有利に進める狙いがあるとみられている。さらにIMFとの交渉次第では、スリランカの債権国である日本にも影響が出る可能性がある。日本はスリランカの債務問題の解決に向けた枠組みを主導したが、その前提になっているのがIMFとの合意だという。専門家は債務再編が遅れれば債務負担が一段と深刻化するなどと指摘している。外交政策に関しては、これまで大きな影響力を及ぼしてきた中国とインドの間でバランスを取ることができるかなど、新政権は難しい舵取りを迫られることになるとみられている。


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国際通貨基金ニューデリー(インド)ハリニ・アマラスリヤアヌラ・クマール・ディサナヤケ財務省

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