- 出演者
- 栗原望 酒井美帆
オープニング映像が流れて出演者が挨拶した。
イスラエル軍は26日にかけてレバノン南部にヒズボラの武器庫やロケット弾の発射台など約75か所を攻撃し双方の攻撃の応酬が続いている。ロイター通信によるとレバノン側は25日に少なくとも72人死亡、犠牲者を悼む人々の姿があった。国連は“一連の戦闘の激化で新たに9万人以上が住まいを追われた”という。レバノン・シリア国境にはシリア側に逃れようと大勢の人が押し寄せている。国連総会に出席するためニューヨークに集まっている各国の首脳からは懸念の声があがった。米国は25日、日本・フランス・EU・サウジアラビアなど共同声明を発表、“いまこそ国境地帯の双方の市民が無事に家に戻れるよう外交的な解決策をまとめるときだ。しかし衝突がエスカレートするなかでは外交は成功しない。”としてイスラエルとレバノンの国境地帯に21日間の停戦を求めた。これまでにイスラエル・ヒズボラ双方から共同声明に対する公式な反応は出ていないが、イスラエルのネタニヤフ政権で連立を組む極右政党の閣僚は反対を表明している。ネタニヤフ首相は27日に国連総会で演説予定。
今日はスリランカについて。新たに大統領に就任した人民解放戦線の党首・ディサナヤケ氏に対する国民の期待を取材した。
新大統領に期待するシャミラ・イクバルさんは夫と3人の娘と暮らしている。夫の月収はスリランカの平均月収の約半分で、夫の年収分の借金も抱えているという。イクバルさんは、新政権にはこの窮状から救ってほしいと訴えている。スリランカの貧しい人達の生活を圧迫したと言われているのが、ウィクラマシンハ前大統領が進めた緊縮政策。ウィクラマシンハ氏は債務不履行に陥った経済を立て直すため、去年3月にIMFから4年間で約30億ドルの金融支援を取り付けた。しかし、その条件として課されたのが「財政の健全化」で、増税や電気代の引き上げに踏み切った。一時70%超となったインフレ率は今年7月には2.5%にまで落ち着き、経済も持ち直したが激しい反発を招いた。新大統領のディサナヤケ氏はこうした緊縮政策を批判し、増税を前提とした“IMFとの合意を見直す”と明言している。IMFとの合意見直しについて、新首相に任命されたアマラスリヤ氏は、IMFとは既に協議を始めているとした上で「IMFが出した条件はスリランカの状況に合わせて作られていない。前政権がスリランカの事情を考慮してIMFと協議・合意したとは思えない」などと話した。
ニューデリーから中継。IMFとの合意見直しについて、アマラスリヤ氏は大枠は維持されるとしつつ、スリランカの実情に合った条件にするよう求めていくとしている。しかし、具体的な要求内容については明らかにしなかった。また減税による財政不足を汚職撲滅や行政の効率化で穴埋めできるとしているが、実現できるかどうかは不透明とのこと。こうした中、ディサナヤケ大統領は一昨日議会を解散し、今年11月に選挙を行うと発表した。大統領選での勝利を追い風に議会でも勢力を伸ばして支持基盤を固めた上で、IMFとの交渉や減税などの公約の実現を有利に進める狙いがあるとみられている。さらにIMFとの交渉次第では、スリランカの債権国である日本にも影響が出る可能性がある。日本はスリランカの債務問題の解決に向けた枠組みを主導したが、その前提になっているのがIMFとの合意だという。専門家は債務再編が遅れれば債務負担が一段と深刻化するなどと指摘している。外交政策に関しては、これまで大きな影響力を及ぼしてきた中国とインドの間でバランスを取ることができるかなど、新政権は難しい舵取りを迫られることになるとみられている。
ドイツでビール祭り「オクトーバーフェスト」が行われているが、今年はノンアルコールのものも人気を博しているという。酒は飲みたくないが祭りを楽しみたい人は多いとの話も聞かれる。年々アルコールの消費はドイツでも減少傾向にあるという。
アメリカ・メイン州の民家では屋根裏からオランダの画家・レンブラントの作品が見つかった。額縁の裏には1970年に米国で行われた展覧会に貸し出されたとの記載もあるといい、オークションに出されると2億円の価値がついたという。
インドネシアのスラウェシ島では2018年にM7.4の地震が発生し、津波や液状化現象の影響もあり約4300人もの命が失われた。被災者向けの住宅はほとんど完成しているが、NGOとして働くデフィ・アルティニ・ウガさんによると防災を巡る啓発は行われていないのが現状だという。デフィさんは被災体験をまとめた本を学校に提供するなどし、子どもが飽きないように地震等による被害をゲーム形式で予想する試みも行っている。デフィさんは多くの人がこの場所は災害が起きると忘れていると話していた。学校に通えなくなってしまった子どもも問題となっていて、青空教室もここでは行われている。保護者の経済的困窮などから毎日学校に通えない子どもは100人近いといい、中には離れた学校に通おうとすると往復料金だけで1日の収入の4割がかかるという家庭も見られる。デフィさんは教育は子どもの将来の経済力に大きく影響するが、子どもたちが学校に行かなければ貧しい状況が続くので活動を通じて子どもたちに夢を持ち続けてほしいと話している。
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- スラウェシ島パル(インドネシア)
中国国防省は昨日、訓練用の模擬弾頭を搭載したICBMを発射し太平洋の公海上に着弾させたと発表。中国がICBMを海上に向けて発射したのは1980年以来44年ぶりとみられている。これについて中国国防省の報道官は、事前に関係国に通報しており中国軍の透明性を十分に示しているとしたうえで、ICBMに搭載ができる核を巡る政策について「国の安全保障に必要なレベルを堅持する」などと言及。今回発射されのは、アメリカ本土を射程に収める「東風41」などとの見方が広がっていて、アメリカなどに対し核戦力の強化を誇示するねらいがあるとみられる。
「メタ」は25日開発者向けのイベントを開き、生成AIの基盤技術「ラマ」の最新モデルを発表。この生成AIは自然な会話ができるのが特徴で、フェイスブックやインスタグラムでも導入することにしている。
あすの国際報道の番組宣伝。スポットライトは中国から。女性の大学進学率の向上や経済的な自立が進むことで社会に変化が生まれてきている。その現状を取材。
エンディングの挨拶をした。
所さん!事件ですよの番組宣伝を行った。
Dearにっぽんの番組宣伝。
「にっぽん百低山」の番組宣伝。
「プロ野球2024」の番組宣伝。