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JR東日本などは、「空飛ぶクルマ」の運航を発表した。まずは来年春、岩手県小岩井農場に開業予定のホテルとJR盛岡駅との送迎に活用する予定で、直線距離およそ12キロを結ぶことになる。使用する機体については、SkyDriveの「空飛ぶクルマ」を先行予約したことも明らかにした。大阪万博でもデモ飛行を行った機体で、乗車定員は3人。最初は1台の運航になるという。背景にあるのは、空港や駅から目的地までの交通手段にあたるタクシーや路線バスなどが直面している課題。特に地方では、タクシーが円滑に利用できない、路線バスに乗り切れないなどと大きな問題があがっている。JR東日本は、陸の鉄道と空飛ぶクルマで新しいモビリティーの形を作り、この課題に取り組みたいとしている。
