ZIP! トップニュース解説
電気通信事業者協会によると、今年6月時点のNTTドコモの契約数は約9000万件。割合は40%を超えていて、3大キャリアの中でもトップとなっている。おとといドコモオンラインショップや「My docomo」おいて、外部から不正アクセスが行われた。そのため、きのう午前1時5分ごろサービスを停止してNTTドコモのサーバーの緊急メンテナンスを実施。さらに、午前11時18分ごろにドコモの携帯電話で音声通話やデータ通信など全国的に利用しづらい状況になった。これは5G専用の設備のみで通信を行うサービスのみで発生していた。現在は復旧しているが、緊急メンテナンスは続いている。緊急メンテナンスは何等かの異常や脆弱性の穴があった場合、外部のアクセスを遮断して調査しているもの。影響範囲の特定や攻撃者が入った穴を塞ぐことをしない限りは、通常の状態には戻らないとのこと。今回の不正アクセスによって、一部顧客情報の流出も確認されている。流出が判明したのは、最大約30万件の氏名・住所・生年月日・携帯電話番号など。情報の詳細については調査を進めていて、判明次第対象者を知らせるとしている。増田さんによると、通話履歴やSIMなどに影響はないとのこと。契約内容が家族全体だと、家族の情報も流出している可能性があるという。カード情報は、システムに不正なプログラムが入ると、情報が抜き取られるおそれがあるとのこと。攻撃者の狙いについて。国が後ろ盾の攻撃グループは、「日本人の情報を集めたい」「スパイ活動の際のデータベース」だという。一方、サイバー犯罪者は「個人情報を高額売買したい」「認証情報つきは高額取引」の狙いだという。大手キャリアへの不正アクセスにより、攻撃者の攻撃が高度化していることがわかるとのこと。今後、電波のっとりなど通信にかかわる攻撃を受ける可能性もあるという。
