週刊フジテレビ批評 The批評対談
TVerの取締役である薄井とインテージのメディアアナリストである山津がゲストに登場。薄井はTVerではドラマがベースで、バラエティーが乗っかってきている中で、年末年始はスポーツライブも非常に大きかったなどと語った。山津はテレビを録画視聴している層はCMを早送りするため、そうした層がTVerで視聴するとCMも必ず届けられるため広告視点では大きな成果に感じるなどと伝えた。2024年の視聴されたLIVE・リアルタイム配信を紹介。TVerではパラリンピックで行われたほぼ全ての競技を無料配信しており、薄井らはバスケ男子決勝のフランス×アメリカは英語実況・英語解説でも視聴数が伸びていたなどと明かした。
2023年のスマートテレビ時間別接触率を紹介。薄井はTVerがドラマの見逃し配信をするサービスだと認知されてきており、現在ではレギュラー番組でいうと800番組を超える番組を配信しており最もドラマが視聴されているなどと明かした。薄井らは一方でバラエティーも非常に多く視聴されるようになってきているとし、2024年のTVer番組検索数ランキングを紹介。山津はNetflixやAmazon Prime Videoではドラマ・アニメ・映画が多く、バラエティ番組を求めるユーザーにTVerが選択肢になってきやすくなっているなどと伝えた。薄井は去年では「海のはじまり」が一話の再生数が462万再生で歴代1位となったなどと話した。ローカル局も含めた55のテレビ局が放送したご当地グルメなどの情報をまとめて公開した全国55局とっておき“街ネタ”特集について薄井らは都内では視聴できない地方の情報も視聴できるメリットがあったなどと告げた。
1人あたりの平均再生数ランキングを紹介。薄井らは地方では放送される局数が少ない地域があり、そうした地域の利用が多くなっているなどと語った。薄井らは自分達としては地上波とTVerの配信でどれだけ視聴してもらえるかに注力しているなどと伝えた。