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連続テレビ小説「ちゅらさん」。主演の国仲涼子はじめ豪華なゲストを招いたファンミーティングを開催した。とっておきのエピソードを今後の見どころとともに伝える。
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4月28日、連続テレビ小説「ちゅらさん」のファンミーティングが、てんぶす那覇で行われた。県内外から160人を超えるファンが集まった。
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- てんぶす那覇連続テレビ小説 ちゅらさん
「ちゅらさん」の内容を簡単にまとめて紹介。ヒロインは小浜島で生まれ育った古波蔵恵里。家族で営む民宿に東京から、上村和也、文也の兄弟がやって来る。しかし和也は難病を患い残りわずかな命だった。文也と恵里は結婚を約束。それから7年後、恵里は高校3年生に。子どものころの約束を信じる恵里と、家族の絆の物語がつむがれていく。
国仲涼子、ゴリ、菅康弘が登場し挨拶をした。えりぃと恵尚のキャラクターを紹介した。ゴリは古波蔵家の長男・恵尚を演じた。国仲涼子は太陽のように明るいえりぃーを演じた。えりぃについて国仲は「ああいう明るさは元々なかったので、私がえりぃから元気をもらっていた感じ」などと話した。キャスティングの決め手について菅康弘は「ヒロインは最近、世に出てる人を使うことが多いが、僕はどうしてもオーディションで入れたかった。涼子ちゃんはオーディションの質問で家族の話を楽しそうにしていた。役にぴったりだと思った。ゴリちゃんは深夜のバラエティーでガレッジセールを知り翌日、吉本に電話をかけてた」などと話した。ゴリは当時、深夜番組には出ていたけど全国の番組には出たことがなかった。母親に、芸能界は反対されていた。ちゅらさんが決まってから、母親は応援するようになったという。
相方・川田広樹の島袋くん役で出演。その登場シーンを紹介した。みんなが煮詰まった所に、やって来る人を作ろうかと思って島袋くんを作ったという。沖縄が舞台になった理由について菅康弘は「ホームドラマをやりたかった。家族で一緒に朝ご飯をたべる家を舞台にしたかった。そのころ、東京とかで、朝一緒にご飯を食べている家はほぼほぼなかった。ドラマはリアリティを失うと誰も見てくれなくなる。みんなでご飯を食べて、おばあちゃんもいるようなウチって考えたら沖縄だった。あと沖縄を舞台にした朝ドラがまだなかった」などと話した。印象的なシーンを聞かれ国仲は「泣けなかったシーンですかね」などと話した。撮影現場で、ゴリはムードメーカーだったという。仲の良い古波蔵家が生み出したのがゴーヤーマン。ドラマでは中々売れなかったが、現実世界では大ヒットした。
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4月28日、連続テレビ小説「ちゅらさん」の内容を紹介。物語の舞台は沖縄から東京に移る。えりぃが住むのは古びたアパート。ここで個性豊かな住人たちと出会うことになる。アルバイト先は東京の沖縄料理店。ここで働きながら進むべき道を探していた。ある時、気難しい住人の看病をしたことをきっかけに看護婦になることを決めた。
ヒロインとしての成長について国仲は「ちゅらさんはすごい膨大なセリフだった。今、どんなに長いセリフがきても大丈夫だなって自信はある」などと話した。ちゅらさんを象徴するのが独特のことば。言葉指導を担当したのが藤木志ぃさーさん。藤木志ぃさーさんは「言葉指導を担当するのは怖かった。迷ったときは沖縄の先輩に連絡していた。アドバイスも受けていた」などと話した。菅康弘は「完全にウチナーグチでやったら前編字幕スーパー。ちょっとやまと口によってるのでやりましょうってなった」などと話した。今でも繋がりがある人について国仲は「去年の夏、和也役の鈴木翔吾にあった。私泣きそうになった」などと話した。
ちゅらさんの精神的な柱となっていたのが古波蔵ハナを演じた平良とみだった。平良とみは2015年、85歳で亡くなった。平良とみに出演を承諾してもらうのは大変だったとう。菅康弘は「交渉にいった初日、私なんかが朝ドラにでてはいけませんって言われた。翌日も断られた。3日目に、私がこのドラマにでたら沖縄のためになりますか?とおっしゃった。そうなるように頑張りますと言ったら、出てくれた」などと話した。平良とみは、国仲を見るたびに手作りのサーターアンダギーを持ってきてくれた。おばぁの存在感について菅康弘は「沖縄のおばぁには社会的な責任がすごくある。何かを期待されていると人間は年を取らないし元気になるんですって話を聞いて納得した」などと話した。5週くらい放送したとこで、局におばぁを殺さないでくださいという手紙が、山程きたという。令和の時代に「ちゅらさん」をみてもらう意味はどんなところに感じてる?と聞かれ国仲は「食卓のあのシーンって今、あるのかな。みんなでご飯を食べるって、当たり前のようでなかなかない。家族の仲の良さって凄く大事だなって思う。これ懐かしいな、今できてるかなって感じてもらえたら嬉しい」などと話した。
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エンディング映像。