- 出演者
- 鈴木奈穂子 博多大吉(博多華丸・大吉) 博多華丸(博多華丸・大吉) 駒村多恵 池間昌人 小野文明 坂下千里子 犬山紙子 てぃ先生
今回は男性の性暴力被害にについて取り上げるため視聴には留意するよう呼びかけた。
50代の男性は中学1年の時、河原で水遊びをしていると見知らぬ男に声をかけられ、無視をしてきたが恫喝的態度をとられる。男は成人誌を見せることと引き換えに、自慰行為や男性の性器を触ることを強要してきたという。男性は複数回被害にあったが、誰にも話せなかった。男性は自分の行動を責め続け、恋愛や性行為でも苦しみが続いた。複雑な思いを受け止めてくれた女性と結婚。2歳の息子がいるが子育てでも被害の影響を感じるという。
犬山紙子は「やり口が汚い。お前が悪いと植え付けてから性加害を行う。子育ての中でも混乱があるのはものすごく重い」とコメント。てぃ先生は中学生の時に受けた性暴力被害を今年9月に発信したが、「被害にあっているが、自分に落ち度があると思ってしまい、親にも相談できなかった」とコメント。
性被害を受けた男性をサポートしている京都橘大学の濱田さんは「性被害暴力の影響は人生に影響を及ぼす。加害者から自責の念を植え付けられ 、言い出せないことも影響に繋がる」とコメント。立命館大学の宮崎浩一氏の論文によると性暴力被害経験のある男性は2か3割りと推計される。
性暴力とは同意のない性的な行為とされる。しかし性暴力と認識しづらいケースもある。
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- 内閣府男女共同参画局
30代のkanさんはSNSに小学生の頃に受けた性被害を投稿した。今回の芸能人の性被害のニュースがでるまで、自分がされたことの重大さが薄かったという。小学3年生の時、文具店の店主からマッサージと称して、同意なく体を触られた。報道を見て性暴力の定義を検索し、自分を否定する気持ちが薄らいだ。
性暴力には同意のない体への接触、性的な冗談やからかい、同意のない性行為、性的な画像や写真を見せる、送りつけるなどがある。てぃ先生は電車の中で痴漢行為をされたが、当時は「男はされない」という認識で、周囲に助けを求めることができなかった。
20代の男性は大学生の時に飲み会で同級生からキスをされ、服の上から性器をなすりつけられた。女子の同級生は笑っていて、ノリに乗っからないほうが悪いという空気が漂っていた。後日、再び同じような被害にあい、教員やゼミのメンバーに訴えたが取り合ってもらえず、実際の被害よりも傷ついたという。
犬山紙子は「どこまでも被害にあった方が責められ、自分を責める構図。私も中学時代に痴漢にあったが、知人の男性に話した時に実は被害にあったことがあると話してくれたことがある。その時え?と反応していたのに、男性なのに…というのがあったのではと後悔している」、坂下千里子は「飲みの場で笑っている女子の一人になってなかったかな?とギョッとした」とコメントした。
性暴力被害は人に言いづらい傾向にあるが、「誰にも話していない」と回答した人は、男性が42.3%、Xジェンダーが29.7%、女性は31.4%だった。濱田さんは「男性は強くなければならないという思いがある。悩みは人に弱みをみせることなのでしづらい」と解説。男性でも性的は被害を受けるし、抵抗できないこともある。肉体的に反応しても、その行為は望んでいない。加害を行う男性は同性愛者とは限らない。
50代の女性は数年前小学生の息子が被害にあった。若い男性教員から繰り返し被害を受けていたことがわかった。女性は気づけなかった自分を責めたという。息子は外出も難しくなり、度々自傷行為にも及ぶようになる。女性は自分の感情は後回しにして気丈に振る舞っていたが、自傷行為に及ぶようになる。
坂下千里子は「息子さんのために気丈に振る舞っていたのに自分が追い込んでいたなんで。気付いてあげれなかったことに自分を責めてしまう気持ちはわかる」とコメント。濱田さんによると、被害を打ち明けられたら「話してくれてありがとう」「あなたは悪くない」と伝える。
視聴者からは「バラエティ番組で芸人が相手の股間を掴んだりするのが不快。テレビ業界も意識を刷新して」という意見が届いた。
世界で今年化石燃料の利用で排出される二酸化炭素の量は去年に比べ1.1%増え、過去最大になる見通しだと各国の研究機関でつくるグループが発表した。このままいけば7年後に、産業革命前からの世界の平均気温の上昇が1.5度を超えるとしている。
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ユニセフ=国連児童基金は、OECDやEUに加盟している先進国43か国を対象にした、子どもの貧困についての報告書を公表した。どもの貧困率は全体でおよそ8%減少したが、依然として6900万人を超える子どもが貧困状態にあるとしている。
気象情報を伝えた。
今回は男性の性暴力被害にについて取り上げるため視聴には留意するよう呼びかけた。視聴者から寄せられた「友人の父親の性器を握らされた」といったエピソードを紹介。
40代の男性は、小学生の頃、顔見知りの女性の体を触らせられるという被害にあった。「誰にも言ってはいけない」と言われ、不眠や不登校、「死にたい」と思うようになる。大学生の頃に性被害だと認識し、信頼できる男性に打ち明けたが「うらやましいな」と言われてしまう。その後医療機関に行くも、対応はなく薬を出されるだけで、何も変化はなかった。