介護のリアルな金額＆費用対策を特集。

駒村アナは、「介護費用は思っている以上にかかります。これぐらいで大丈夫かなと思っても絶対にそんなことはないというときが訪れます」と話し、都度ケアマネージャーに相談して仕事と介護のバランスをとらないと持続可能な介護はできないと主張した。高齢者介護施設に入居する場合、特に出費が多くなる。

介護の経験者に話を聞いた。お金の問題があったが予算内で施設に入居できた。特別養護老人ホームでは収入や貯金に応じて利用料金が安くなる。高額介護サービス費制度で毎月の介護サービス費のうち限度額を超えた分が戻ってくる。介護状態を点数化して入居する順番を決める。

吉田潮さんの家庭は、民間施設は値上げの可能性があるため、特養を選んだ。昔に比べると特養に入りやすくなったと結城康博さんは語る。経済的に心配な方は特養を第一に考えるのがオススメ。他に、老人保健施設などがある。夫の介護でお金を使いすぎると妻のとき足りないこともある。特に国民年金の人は事前に備えが必要。

介護の経験者に話を聞いた。要介護4の父を介護するため使える制度を探した。江戸川区では要介護4以上で在宅の場合、月1万5千円の熟年者激励手当がもらえる。介護への手当は自治体によって名前も違う。厚生労働省によると、特別障害者手当の支給要件は「特別の介護を必要とする在宅の20歳以上の者」だ。

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厚生労働省江戸川区（東京）

にしおかさんは、「介護で疲れるから、疲れるときにわざわざその情報を取りに行かなきゃいけないっていうのがしんどいなと思いますよね」と話した。にしおかさんと吉田さんは、申請が面倒くさいという話で盛り上がった。自治体によっても手当の内容が違い、年々制度も変わるため、毎回問い合わせて確認する。駒村アナは、介護は情報戦だと思っているとし、情報を取りに行くことは心がけている。

認知症で要介護3の家族を老老介護する世帯を取材した。年金収入12万円のうち介護費が3万7700円だ。

介護保険制度はすごくいい制度だが、お金の問題でサービスを使えないことも出てくる点が苦しいところだとにしおかさんは話した。視聴者からのお便りを紹介。駒村アナは、介護はチームプレーだとし、専門家の知識を頼るのがうまくいく秘訣だと伝えた。