- 出演者
- 鈴木奈穂子 博多大吉(博多華丸・大吉) 博多華丸(博多華丸・大吉) 前田公輝 江上敬子(ニッチェ)
今日は国会中継のため8時55分までの放送。ゲストは江上敬子さん、前田公輝さん。
「男らしさって…?」と街行く100人に聞いた。パートナーはK−1選手の人物は「EXILE系の人は男らしい」とのコメント。
「男らしさ」についてスタジオトーク。前田公輝さんは、いざというときに大切な人を守れることを「男らしさ」と語った。大吉は、九州男児という言葉が最初は褒め言葉だと思っていたがどうやら悪口だと気づいたと話した。
「男らしさって…?」と街行く100人に聞いた。50代男性は、弱音を吐けない、世代的に「男だろう」と男らしさを求められていたと話した。
文筆家・清田隆之のスタジオ解説。清田隆之は男性だけのおしゃべり会を開催し、男らしさについてもやっとした気持ちを抱えた男性で話せる場を作っている。男は感情や気持ちに左右されてはならないという刷り込みから、本音や弱音を吐露する機会があまりないと思いと始めたという。男性あるある「謎のノリ」についてトークした。
「男らしさ、どこから影響を受けた?」と街行く100人に聞いてみた。1番多かった回答はスタジオで発表。街頭インタビュー中のコメント、コメント中の作品名は以下。コメント:漫画「花より男子」「ワンピース」「範馬刃牙」「ろくでなしBLUES」「スラムダンク」「キングダム」。
「男らしさ、どこから影響を受けた?」と街行く100人に聞いてみた。テレビ・漫画が34と一番多かった。前田公輝さんはドラゴンボールから影響を受けたと語った。大吉は宇宙刑事ギャバンを例に挙げ、「男なんだろ ぐずぐずするなよ」から歌詞が始まると話し、きょうはギャバンの時計をつけていきていると明かした。男の子向けコンテンツの代表格は特撮ヒーロー。旧来の色によるイメージが持たれているが、最新作は初めて女性がブラックを担当した。
特撮番組プロデューサー・白倉紳一郎さんは「男女というより人間を描き、いろんな人間像を提示することが大事」とコメント。元々、男性戦士は頼りがいがあってマッチョという典型がセンターのレッド。男性らしさのイメージへの転換点となったのが、2009年放送の「侍戦隊シンケンジャー」。男女2人ずつが性別に関わらず家臣としてリーダーとどう関係を築いていくかが描かれた。
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- 侍戦隊シンケンジャー松坂桃李
特撮以外にも、プリキュアも最近は男性戦士がプリキュアになることもあると鈴木アナが話した。「息子の友だちがハエが飛んだのを見てぎゃーぎゃー騒いでいたのを見て、男の子なのにと言ってしまったことがあり後で大反省しました」とのお便りが紹介された。続いては、国語辞典で「男らしさ」に変化があるのか見ていく。
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- プリキュアシリーズ
三省堂国語辞典より「男らしい」の意味を紹介。1960年初版には「男として持つべき、いい性質を持っている状態だ」と掲載されていた。2025年第八版には「思い込みのはいったことば」との記載がある。1973年、朝日新聞のコラムでは妻の出産について「男の出産をふやしてもらおうとは、まことに男らしくない」と掲載されていた。
清田隆之は、社会の変化が価値観に影響していると思うとし、個人でこうあってほしいと思うのは自由だが対人関係に侵食してくると怖いなどと話した。視聴者からは、男らしさは周りの人が相手に期待してやらせる呪いの言葉かなと思っているなどの声が寄せられた。