2026年5月28日放送 19:30 - 20:15 NHK総合

あしたが変わるトリセツショー
カビ2026新常識!エアコンほか健康影響は?

出演者
石原さとみ 朝日奈央 柴田英嗣(アンタッチャブル) 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。本日はカビのトリセツ。

カビのトリセツ
最新研究で判明!カビ撃退の新常識!

今日はカビの真の姿を紹介。カビを知れば家庭のカビが撃退できる。柴田英嗣と朝日奈央は家庭のカビについて、洗濯槽の裏にいっぱいカビが生えている、イチゴ買ったときにすぐカビが生えるイメージと話した。

まさか…!エアコンのカビの真実

エアコンのどこがカビの楽園になるのか。村松さん一家のエアコンは6年前に購入。エアコン清掃のプロ中田達也さんに見てもらう。吹き出し口の黒い斑点はカビの楽園の証拠。カビの楽園はフィルターの更に奥。結露の多いエアコンの最深部にはカビが。冷房を使う限りしょうがないとのこと。高圧洗浄するとカビを含んだ汚水が大量に出てきた。エアコンから出てくるカビの数を調べた研究結果では、フィルター掃除で15%減少、プロによる内部洗浄では80%も減少した。朝日奈央は、カビが怖くて冬は暖房をつけていないと話した。

カビは悪者?驚きの真実

カビの真実を教えてくれるのは近畿大学の牧輝弥さん。牧さんが見せた画像は鼻クソの蛍光顕微鏡画像。鼻の粘膜の中にいろいろな微生物が入っているが、カビの一種もあった。いっぱい飛んでいるので普通に生活していて入ったものだという。牧さんはカビハンターの異名を持ち、世界中で浮遊するカビなどを採取する研究者。牧さんは、南極、北極、海底、宇宙ステーションの中でもカビは見つかっていると話す。カビの誕生は10億年ほど前といわれ、その後地球の隅々まで広がった。外を歩いていると必ず吸い込んでおり、多い時は1日約50万個吸っているという。東京の屋内と屋外のカビの数の比較では変動があるものの、屋外の方がカビの数が多かった。

キーワード
近畿大学
知られざるカビと健康の関係

カビの健康への影響を教えてくれるのはカビと健康の論文を多数発表する医師の浅野浩一郎さん。浅野が発表したカビによる疾患の診断基準が世界でも採用されている。体の正常な機能を保っていればカビが侵入しても粘液や線毛などがカビを体外へ排除してくれる。アレルギー体質やぜん息がある方の場合はカビアレルギーが気管支の病気の悪化につながる可能性がある。それ以外でもカビ臭がする場合は大量発生の可能性がありリスクになり得るので掃除は必要。10分で出来るエアコンのカビ対策がある。運転して何分後にカビが多くなるか調べた研究によると、稼働10分後にカビが激減していた。運転後数分の換気でカビが外へ出ていく。特にエアコンの対角の窓が効果的。

風呂のカビの意外な原因

ここからは浴室や洗濯機の見た目にイヤなカビの対策。床と天井のカビの違いが浴室全体にどう影響するか実験。浴室のミニチュアを2つ用意し片方は天井、もう片方は床に黒カビをセットする。天井にカビがあると胞子が飛散し広範囲にカビができる。床などのピンク汚れはカビではなく酵母で、黒カビの出す物質があるとピンク汚れが増える可能性があると2025年に発表された。ピンク汚れがある場合は近くに黒カビがいる証拠かもしれない。天井にカビがなければ安心というわけではない。

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千葉大学
見えないカビほど危険!?

やってきたのは大手生活用品メーカー。家庭のカビ対策のため様々な実験を繰り返し商品開発を行っている。山岸弘さんはカビ研究25年、カビはいるが見えない状態になっていると話す。床のカビは栄養素が多いが、天井のカビは栄養素が少なく過酷な環境だが胞子は多く作り出していた。床のカビを掃除してもいたちごっこで、胞子を生み出す見えないカビは天井にいる。カビが増える行動の正解はA,立ってシャワーだった。カビのエサになるシャンプーや皮脂が天井につきやすくなってしまうため。浴室天井からカビを除去する方法を紹介。用意するのは塩素系カビ取り剤。塩素系洗剤を使用する場合は換気しマスクやメガネで防護する。長いモップなどにタオルを巻き付け塩素系洗剤を吹き付ける。これで天井や壁の高い位置を漏れがないように拭く。水拭き・から拭きで完了。それ以外に各社が発売しているくん煙タイプなら浴室全体に届きカビを予防できる。また洗濯機も数年使ったものだとカビだらけになっている可能性がある。洗濯槽についている汚れが服にまた戻る可能性がある。対策は洗濯槽用の塩素系洗剤などで清掃すること。放置すると落ちにくくなるので3~4週間に1度がおすすめ。

脅威!スーパー水虫が増加中!

水虫菌は正式名称は白癬菌というもので、人の皮膚に感染し水虫を引き起こす。スーパー水虫菌とは何なのか。教えてくれるのは帝京大学教授の加納塁さん。スーパー水虫菌は薬が効かず大増殖する。これらは耐性菌といって近年増加しているといい、治療しても改善しない症例が増えている。耐性菌は2018年には8カ国でしか確認されていなかったが、2025年には40以上の国と地域で確認されている。皮膚科で水虫と診断された約3800人の症例を調査した研究ではかゆみはわずか10%ほどだった。水虫菌は皮膚の表面から体に入るがこの時かゆみは起こらない。かゆみを感じるのは菌が皮膚の奥に入りそれを感知した表皮細胞がかゆみの信号を発した時だけ。多くの水虫菌は浅いところにとどまり皮膚から栄養を吸い取り続ける。水虫の推定患者数は約1700万人とされ気づいていない人が多数いるとされる。集まってもらった10人の水虫の薬の塗り方をチェック。結果は10人中8人が塗り方を誤解していた。症状のあるところだけ塗るというのが間違いだった。水虫患者の自覚症状の内部の皮膚を採取して検査してみると水虫菌が存在していた。そのため症状がない足の裏・側面・指の間・かかとなどの部分にも塗ることがポイント。もう1つのポイントは、症状がなくなってからも薬を塗り続けることが大事。薬を塗っていると水虫菌の増殖が止まり症状が収まっていくが水虫菌は存在し続けているので放置すると再び増殖してしまう。完全に菌を追い出すには薬を塗り続けて皮膚の新陳代謝で菌を追い出す。症状が治まってから約1か月は塗り続ける必要があるとのこと。中途半端な治療を繰り返すと薬に強い菌が増えて耐性菌を生み出してしまう可能性もある。水虫予防のポイント。水虫菌が足についてもすぐに感染するわけではない。研究によると感染までには12~24時間の猶予がある。その間に足を洗うことで感染のリスクを下げられる。ゴシゴシ擦りすぎると皮膚が傷つき感染リスクが上昇してしまうので注意。現在のところ水虫の耐性菌は1つの薬が効かなくても別の成分の薬に切り替えて治療できる事がほとんどだが、複数の薬が効かない多剤耐性菌も僅かに確認されているので医師と相談しながら治療する。

キーワード
埼玉医科大学帝京大学水虫白癬菌耐性菌
(エンディング)
次回予告

あしたが変わるトリセツショーの次回予告。

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