- 出演者
- 春日俊彰(オードリー) 若林正恭(オードリー) 渡辺直美
今夜のお客様は世界で活躍する渡辺直美。ニューヨークで感じた日米コメディアンの違いとは?
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- ニューヨーク(アメリカ)渡辺直美
オープニング映像。
今回のゲストは渡辺直美。2020年以来5年ぶりの登場。前回は本格的に海外移住する前で、自分にプレッシャーをかけるためにニューヨークに家を買ったという話をしていた。しかし、改装がまだ終わっておらず5年前に買った家にまだ住めていないという。渡辺直美は今は年に3回ほど日本に帰って2週間くらい滞在していて、日本でのスケジュールは詰め詰めだと話した。
渡辺直美は2021年に活動拠点をニューヨークに移し、コメディエンヌとして売れるため挑戦し続けている。SNSのガチガチ感やコンプラにはアメリカの芸人も嘆いていると直美は話した。アメリカのコメディはブラックジョークや政治的なことを言うイメージがあるが、今は9割くらいはやっておらず、炎上やキャンセルを恐れて日常の面白い話をするのが主流になっているという。激しいネタは西の方の受け入れられる街に行ってやっているらしいと話した。
渡辺直美は2023年に全米7都市でトークライブを開催。当時は渡米して2年でまだ英語もペラペラではなかったが、今の家に舞台に立っておかないとビビってしまってこの先何もできなくなるのではと思い、ネタではなくお客さんのお題で即興でトークするライブを行ったという。トークライブでウケた話を聞かれると、アトランタで「銃についてどう思う?」と聞かれ、困った直美は「Good night」で終わらせるとウケたという。英語で人を笑わせるのは難しく、コメディハウスを回って勉強しているという。アメリカは街や会場ごとにウケ方が違い、細分化されすぎているが、直美があっていると感じたのはホームのニューヨークの他は逆にアトランタだと話した。
日本はコンテストも多くお客さんの見る目も厳しいという話題に。直美は米国コメディアンの苦悩について、劇場でウケても誰もその人の事を調べず「この夜が楽しかった」で終わりで固定ファンはまったくつかないという。また、アメリカも若い子はテレビを見ないと言われているという。また、日本のように芸人が大勢集まるような番組はなく、少人数で1人の芸人がセレブリティとトークするスタイルの番組が主流。「徹子の部屋」や「あちこちオードリー」はアメリカンスタイルだと話した。アメリカのスタンダップコメディのゴールはNetflixだという。直美はニューヨークでは常に1年目の気持ちで、めちゃくちゃ売れたいという気持ちを持ってやっていると話した。
渡辺直美は今年6月に企画・脚本を自ら手掛けて日本でコントライブを開催。コントライブはずっとやりたいと思っていて、2026年に東京ドーム公演が決まった時に、まず日本でコントライブを見せたいと思ったという。アメリカでもXでトレンド情報は見ているが、「古いね」と言われるのがネタを作っていて怖かったと話した。東京ドームライブを行ったオードリーに直美はどうだったかが聞きたかったという。若林は肝に銘じてほしいのはトイレが遠いことだと話した。また、音のディレイ問題は難かしかったと話した。
渡辺直美をよく知る仲間たちから頂いた反省してほしいノートを発表。まずはジャンポケ太田。昔、家に遊びに行った時に廊下に生のアジが落ちていたことを反省してほしいという。魚だけダイエットの企画で釣った魚を家で育てることになったが、ある夜アジが水槽から飛び出してしまい、怖かったので放置していたら遊びにきた太田に見つかったということだった。
友近が渡辺直美に反省してほしいことはSNSやネットの意見をすごく気にしているところ。世間とのイメージがズレることが嫌でチェックしていて、この日も「ラヴィット!」に出演後にチェックしていたが「ワイプのリアクションが古い」と書かれていたという。
横澤夏子が渡辺直美に反省してほしいことは、ボケだと思って笑っていたのにワールドツアーを実現させたこと。ニューヨークに行って創作意欲が湧いた理由について、渡辺直美は日本では忙しい日々で頭が回っておらず、最初は何をしていいか分からなかったが自分と向き合う時間ができたことでコントや舞台でお笑いをしっかりやりたいことが分かったという。
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ここで、しずる池田の渡辺直美を褒めてあげたいノートを発表。単独ライブの間、毎日ネタをブラッシュアップし続けていて、あの地位まで行っていまだにネタで勝負する姿勢がもっと評価されてほしいという池田。若林は直美は踊るように生きているイメージなので、ネタをブラッシュアップしているイメージが世間にないのだろうと話した。
近藤春菜が渡辺直美を褒めてあげたいノート。春奈は直美を「何もかもスゴくて尊敬!」と大絶賛。ニューヨークでは相談できる人が英語の先生しかいないが、笑ってくれるので自信がついたが、1サンプルだけだと不安になって全部作り変えたと話した。舞台演出も自分で行っているという直美だが、若林は日本の皆さんにはセレブ的な感じで行っていると思われているのではと話した。
「あちこちオードリー」の次回予告。