- 出演者
- 恵俊彰 赤木野々花
天空の城、備中松山城。この城にはユニークな城主がいる。嵐のあと、城に迷い込み住み着いたオスのネコ・さんじゅーろー。人懐っこくて大人気。正式に城主に任命された。恵さんは「おなじみなんだね」などと述べた。影山さんは「クイズが好きなのでクイズでよく出てくる問題として知っていました」などと述べた。
オープニング映像。冬の魅力が満載の城を8連発!驚きの絶景。城から富士山。温泉と城の深い関係!?昇太師匠が石垣の大実験。VR空間でスケート。
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- バーチャルリアリティー富士山春風亭昇太
松江城は江戸時代はじめに建てられた歴史ある天守。国宝天守。松江城は冬になると雪に覆われ絶景をみせる。案内してくれるのは松江観光ガイドの谷夏海さん。谷さんは松江城で結婚式を挙げた。松江城の大手門跡から入る。その幅は約14m以上。階段をのぼると天守が現れる。ななめ45度から見るのがおすすめの観賞ポイント。天守がモノクロなのは雨風を防ぐ下見板といわれる黒い板で全体が覆われているから。懸魚といわれる屋根飾り、一体どんな意味があるのか?懸魚はおまじない、魚といえば水、防火のおまじないにしたという。彦根城や姫路城にも懸魚がある。松江城の絶景を公開。雪化粧の松江城を見られるのは1~2月。
ゲストが最も魅力的だと思った城を決めてもらう。影山さんは「アイドル活動が長かったので、なかなか地方に行く機会がなくてやっと独り立ちして、ここに来ると城に詳しくなれると聞いて」などと述べた。
松江城について高橋英樹さんは「松江城っていうのは冬が大好き。寒さとか雪があったり、それに侘び寂びを感じる。寒いところで寒い蕎麦を食うのが好き。冷たいのを震えながら食べる、その良さ」などと述べた。村井さんは「木肌が見えるところが多くてその渋さがいい。松江城って古武士みたいっていわれる」などと述べた。春風亭昇太さんは「このころの城って特徴的。松江城も階層ごとに高さが違う。天守にも個性がある」などと述べた。白い城は漆喰を塗ってあり、雨や雪など水分に弱いため板壁にしたという。
松本城は冬には氷の絶景を堪能できるという。天守の撮影スポットは堀に映る逆さ天守。松本城の堀の水は湧き水。松本は湧き水が豊富。城が築かれる前から使われてきた古い井戸。湧き水は北アルプスから来る。高さ約25m、5層の天守。黒い部分は漆を塗っている。毎秋、地元の漆職人が下見板を塗り替える。1~2月前半にかけて水堀は氷つく。
村井さんは「私も行ったとき、撮ろうと思ったんですけど、調度風が出ててうまく撮れなかった。漆を毎年塗ってるんですね」などと述べた。影山さんは「1年ぐらい前、松本市で写真集を撮ることになってどうか松本城でお願いしますと言って-16℃、過酷ではあったんですけど、漆黒が素晴らしくて素敵でした」などと述べた。高橋さんは「天守に上るときは靴下2枚履きがおすすめ」などと述べた。水は湧き水できれいだが長い間に堆積物がたまるので時々それを取らないといけないため丁寧にとっていく。市が管理している。昇太さんは「あの回りに高いビルを建てさせない。だから美しい景色。町も好き」などと述べた。
次に紹介するのは「犬山城」。高さ19mの天守は小ぶりながらも品格あふれる姿で、最上階には格式高い花頭窓があるという。天守からは木曽川のダイナミックな眺望を楽しめる。また、気象条件が合えば真冬の霧に立ち込める天守も見られるという。
犬山城についてのトーク。村井さんは「8つの桃瓦の桃を見つけると幸せになると言われているので、ぜひ見つけてみてほしい」、高橋さんは「冬にオススメのお城ばかりでしたね。この中から選ぶのは難しいです」などと話した。
次に紹介するのは断崖絶壁に建つ「岩殿城」。約500万年前、この地は海だったが、地殻変動による隆起で岩山ができたという。季節により様々な富士山とのコントラストを堪能できるのが特徴で、近くには修験道の跡が見られ、敵を威圧する効果があったという。
次に紹介するのは「伊豆長浜城」。戦国時代に関東を納めた北条氏の水軍の拠点で、湾内と富士山が眺望できる絶景が特徴。また、戦国時代の戦艦のメンテナンスなども行なわれており、城の周りには多くの船が並んでいたという。駿河湾は北条氏・徳川氏・武田氏などが争った海で、伊豆長浜城は敵を牽制する役割を持っていた。
山中城は静岡県と神奈川県にまたがる箱根山近くの城。巨大な土作りの城だ。城は1周1時間。四角い穴が開いている場所ばある。ここは障子堀で山中城のシンボルだ。この形はワッフルの形状にみえるのでワッフルと障子掘を一緒に写真を撮るのも流行っている。障子掘の向こうは富士山がのぞめ、写真映え間違えない。この障子掘は恐ろしい防御のしかけがある。敵がおちて身動きが取れないくなった所に攻撃する。関東ローム層は滑りやすいので急斜面をのぼるのは不可能。この特性をつくられた障子掘。深いところは9メートル以上あったという。箱根道を歩く。富士山から箱根山まで壁のようになっている東海道。ここに山中城が北条氏がつくるも、ここに豊臣秀吉大軍が押し寄せる。そのため、北条氏は豊臣軍にそなえた防御ラインの要の城とした。関東を守った土の城をおすすめした。
スタジオでは岩殿城について「実際に見に行ってみたい」「城を築いた人のことが分かる「しっかりした装備で行かないと」などとトーク。「伊豆長浜城」については戦国時代がおわったあと、山の高いところに魚見の櫓として親しまわれたとトーク。「山中城」はあの形は攻められにくいバリエーションが面白い、工夫がされているのに豊臣秀吉の策略はということで、犠牲をだしても一気にわずか半日で攻め落としたなどと説明をした。
今回、千田先生と影山さんがVRの最新技術で城へ。案内人はKAORIさん。まずは肥前名護屋城へ。影山さんは「一瞬で城のそばまで来れるのが感動」と話した。天守方向へ向かった。瓦には金箔が貼られている。続いて、和歌山城へ。現在天守のみしか見ることが出来ないが、VRでは数々の御殿を見ることができるとのこと。続いて福山城へ。空の上から水堀を見ることができる。
ほっこり!温泉ゆかりの城。エントリーナンバー7 温泉完備!諏訪の浮城 高島城。氷点下10℃以下の日が続くときだけ現れる御神渡りが諏訪湖に。湖のほとりは温泉地として知られている。そこにあるのは高島城。城内には、温泉があり温度はかなり熱いとのこと。城からは導水管と石枡も発見されている。いよいよ城の中心部へ。天守のある区画は、水堀と石垣で守られている。当時、屋根はこけら葺きだったとのこと。理由は建物を軽くするためだったと考えられる。石垣は、丸太を組んでその上に石垣を重ねたとのこと。
エントリーナンバー8 名湯のそばに名城あり 湯築城。愛媛県の道後温泉の池に、湯築城があるとのこと。水堀や高井土塁など戦後時代の姿が体感できる。地元の高校生の大森さんに案内してもらうことに。一番最初の見どころは、QRコードを読み取って土塁の間に向けると堂々たる門が目の前に。土塁の断面を見ることもできるとのこと。側近たちがいたエリアには武家屋敷が復元されている。この先には、城主の屋敷がかまえられていた。城の北側には、温泉の源泉を集めて分配する装置が設置されていた。屋敷の庭には、謎の穴があった。
高島城について春風亭昇太さんは「当時病院がないので湯治。温泉は総合病院みたいなものでお城の中に病院があるみたいな感じで。温泉の近くにお城は結構セットみたいな感じでよくある」などと話した。影山優佳さんの見解は「温泉がある城は友だちを誘いやすい」で城に興味がない人を誘いやすいなどと話した。また千田嘉博さんは「日本の場合はゆるやかに基礎をつくり、少しずつ変形するが大きく崩れにくい」などと解説した。湯築城について春風亭昇太さんは「四国は意外と近畿とのつながりが強く文化度は高かったと思う」などと話した。また生活用品が出土しているそうで、猫の足跡がついているお皿が出土しているなどど村井美樹さんは話した。
今回紹介したお城を振り返った。冬に行きたい!国宝天守の城、松江城・松本城・犬山城。絶景!富士山をのぞむ城、岩殿城・伊豆長浜城・山中城。ほっこり!温泉ゆかりの城、高島城・湯築城。ゲストが最強の城を選んでいる間に視聴者から届いた投稿を紹介。ゲストが選んだ最強の城は「松本城」。高橋英樹さんは「冬に行っていただきたい。まさに今の時期に行って冷たいお蕎麦をどうぞ」などと話した。ほかには山中城なども出ていたそうだ。また影山さんは「初めてのお城としてもおすすめ」などと話し、千田さんは「松本城は国宝の天守で四季を通じていつ訪ねても美しいお城だが雪と黒い天守の美しさは一層際立つと思う」などと話した。また番組ホームページから投票ができるのでご意見をお寄せくださいとのこと。
日本最強の城の番組宣伝。
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2024年4月28日(17:14)