- 出演者
- 進藤晶子 加藤浩次 トモ(テツandトモ) テツ(テツandトモ) 森永卓郎
日本にある幼稚園・小中高・大学は計5万2千校以上、約1700万人が通っている。皆が使うもの、必ず買うものになれば相当でかいマーケット。学校に上手く入る事ができれば相当儲かるに違いないということで調べると、独自の工夫で学校に入り込むビジネスを発見。愛媛県の黒板メーカーや、埼玉県のスポーツ器具メーカーなど、学校でガッチリなビジネスがわかる。
加藤は学校に入り込むのは大変だと思うなどとし、生徒や先生、父兄などのニーズがあると指摘。
オープニング映像。
テツandトモは小学校なんかもよく営業に行っているという。生徒と一緒にネタ会議をして、みんなで作ったなんでだろうを披露するという。森永さんは、少子化は進んでいるが、ほとんどの人が必ず学校を経由してして大人になるし、毎年大量の新規顧客が入ってくるため、マーケットは大きいが入り込むのは大変だという。
愛媛県東温市にあるサカワという会社は、大正8年から黒板を作り続けている。社長によると、少子化で学校の教室の数が減少したり、ホワイトボードが徐々に普及したりとかで、かつて全国に100社以上会った黒板メーカーが現在23社まで減少しているという。4代目が引き継いだ2018年は売り上げが5億円でマズい状況だったが、今期4月決算は過去最高の売り上げで18億円と回復している。V字回復を成し遂げたのは、黒板にあるものを組み合わせたから。
黒板専用プロジェクター「ワイード」は、黒板に映すので直接黒板にチョークで文字などを書き込める。さらにガイド線機能があり、授業に合わせた線を映すことが可能。特殊なレンズで黒板の上から投影するので、先生が黒板の前に立っても影がほとんど出ない。先生は板書する手間がなく、生徒も見やすく居眠りすることなく授業に臨めるという。1台約50万円だが、2017年位からスタートして累計1万台突破したという。今春から、ある都道府県の高校の全教室3300教室に導入予定だという。社長は、東京駅のプロジェクションマッピングに遭遇し、9年前に開発プロジェクトをスタート。プロジェクターの技術は持っていなかったため、台湾の大手プロジェクターメーカーに頼み込んでオリジナルのプロジェクターを共同で開発。ワイードは、今までの緑色の黒板にも使えるが、色味をちょっとだけ青っぽくしたワイード専用の黒板も開発。白がきれいに映り文章が読みやすいと大好評。結果、プロジェクターだけでなく黒板自体もセットで売れるようになり、就任当時より大幅な売り上げアップに繋がっている。
森永さんは、黒板とプロジェクターを融合させたのはすごいアイデアなどとコメント。加藤は、先生の板書時間を短縮することは大きいなどとコメント。
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- サカワ
福岡県みやま市のタカ食品工業の売上は年間40億である。タカ食品工業は学校給食の小袋ジャム等を作る会社であり、学校ではジャムがあることでパンを残す生徒がかなり減っているという。いちごジャム以外にもマーガリンやピーナッツ等をタカベビーシリーズとして展開しており、昭和30年代に日本で初めて給食用の小袋入りジャムをつくったのがタカ食品である。小袋ジャム以前は給食当番が大きな容器からジャムを1人1人に分けていたが手間や配分の問題があった中で、先代社長がアメリカ産の小袋入りの液体を見て1人分のジャムを小袋に入れる事を発案、その後ジャムを小袋に充填するマシンを先代自らが設計して制作したことで小袋ジャムが衛生的・手間いらず・均等に配れると全国に普及した。以来タカ食品は給食のジャムでトップクラスのシェアを保っている。また小袋も改良されて、出っ張った切り口に矢印を入れたことで切り込みを入れやすく、空けたときにジャムが飛び出さないようになっっていると紹介。
加藤浩次はいちごジャムは懐かしいが甘みが抑えられてて洗練された味になっている等と話した。給食を決めるは栄養士であるためタカ食品では栄養士のニーズを頻繁にヒヤリングし、中には地元特産フルーツのジャムを求められることもあるという。
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- タカ食品工業
草加市のトーエイライトでは体育や部活動で使う器具を扱っており、学校では跳び箱・踏み台・マットにとどまらずサッカーゴールやライン引き・ハードルもトーエイライトの商品である。トーエイライトのカタログでは2000アイテム以上を取り扱っている。
2000アイテムの体育器具で学校を支えるトーエイライトで、今特に学校で売れているのはソフト跳び箱で年間500個売れていると紹介。普通の跳び箱は土台が木製で上の部分が頑丈な布製であるため跳べないと体を痛めるが、ソフト跳び箱は1段目はウレタン製で他の段はスポンジでできていることからぶつかっても痛くなく、子どもが怖がらず苦手意識を持たずに跳び箱にチャレンジできるという。
日本大学藤沢高等学校の陸上部ではEVAと呼ばれる柔らかい素材のハードルバーを導入し、ぶつかっても痛くなくケガもしにくいという。
トーエイライトでは土俵まで売っており、毎年全国4万校の学校へ送付している。そのため学校の先生は新たな赴任先でも見慣れたトーエイライトのカタログから体育商品を選ぶようになっているという。
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- トーエイライト株式会社
森永卓郎はフードトラックは授業がある時期は学校で営業し、休みの期間は観光地で営業することでフル稼働ができる等と話した。
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