黒板専用プロジェクター「ワイード」は、黒板に映すので直接黒板にチョークで文字などを書き込める。さらにガイド線機能があり、授業に合わせた線を映すことが可能。特殊なレンズで黒板の上から投影するので、先生が黒板の前に立っても影がほとんど出ない。先生は板書する手間がなく、生徒も見やすく居眠りすることなく授業に臨めるという。1台約50万円だが、2017年位からスタートして累計1万台突破したという。今春から、ある都道府県の高校の全教室3300教室に導入予定だという。社長は、東京駅のプロジェクションマッピングに遭遇し、9年前に開発プロジェクトをスタート。プロジェクターの技術は持っていなかったため、台湾の大手プロジェクターメーカーに頼み込んでオリジナルのプロジェクターを共同で開発。ワイードは、今までの緑色の黒板にも使えるが、色味をちょっとだけ青っぽくしたワイード専用の黒板も開発。白がきれいに映り文章が読みやすいと大好評。結果、プロジェクターだけでなく黒板自体もセットで売れるようになり、就任当時より大幅な売り上げアップに繋がっている。