- 出演者
- 進藤晶子 加藤浩次 市川紗椰 佐々木紀彦
今回のテーマは、儲かる地図。地図で儲かっている人たちを取材する。
オープニング映像。
東京・千代田区「ゼンリン」を取材。年間売上は613億円。ゼンリンの代名詞である「住宅地図」は、全国1741市区町村の建物名称・居住者名・番地を網羅している。全部で約2100冊あり、都市部の場合は値段が1冊2万円以上する。ゼンリンはこの住宅地図のデータをさらにパワーアップさせ、いろんな業界に販売することに注力している。その中の1つが「ドローン専用地図」で、長野・伊那市でのドローン配送で実際に使用されているとのこと。
不動産業界で使われている地図がゼンリンの「GISパッケージ」。売上年間は50億円。使用料は月1万3200円だという。「GISパッケージ」は土地を仕入れる時に利用され、土地の価格を確認する時に必要な様々な情報が全部わかるとのこと。
東京・渋谷区「ダイナミックマッププラットフォーム」を取材。年間売上は55億円。ダイナミックマッププラットフォームは、様々な場所を立体的に見られる3D地図を開発している。この地図は「高精度3次元点群データ」と呼ばれ、緯度・経度などの位置情報を持った点が集まってできているという。このデータは先進運転支援システムに必要なもので、同社は位置データを自動車メーカーに販売しているとのこと。データ収集の際にはより正確なデータを収集するために、計測車を5分静止させてスタート時の位置を特定するという。
京都・京都市「Stroly」を取材。スマホやPCで見ることができるイラストデジタルマップを開発している。顧客は全国の自治体や観光協会などで、Strolyの地図の採用数は300とのこと。紙の地図だと部数が全然足りす、印刷代もかかるというデメリットがある。イラストデジタルマップならスマホでQRコードを読み込むだけで完結するとのこと。Strolyでは地元の人が気づいていない見どころを探すことを地図作りのポイントとしており、必ず現地の人とロケハンを行うとのこと。
スマホでStrolyの地図を見ると地図使用者の位置情報がStrolyに集まり、地図を見てる人がどこに何人いるか、観光客のリアルな混雑などの情報が分かる。祇園祭のヒートマップを紹介。
マップボックス・ジャパンは、歩きながら学ぶ位置情報ゲームのデジタルマップを開発している。
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- マップボックス・ジャパン信長の野望 出陣
がっちりマンデー!!の次回予告。
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