- 出演者
- 進藤晶子 加藤浩次 乙葉 森永康平
今日のがっちりマンデー!!は儲かる園芸。園芸が流行っている。ガーデニングショップや園芸センターには人が集まり、盆栽「BONSAI」が世界的ブームで輸出額が急増。園芸業界でも特に注目の園芸会社を紹介する。
- キーワード
- 盆栽
オープニング映像。
ゲストは乙葉と森永康平。乙葉が園芸が趣味でミニトマト・ブリーベリーなどを育てている。その自家製野菜で夫・藤井隆が料理を作ることもあるという。森永によると園芸ビジネスは拡大しており自身も始めたという。今後高齢化社会でさらに拡大すると予想した。
鳥取・倉吉市のハニーミントファームは堅調な商売が続いているといいペチュニアなどの若苗が好調なのだという。大人になる手前の若苗うぃインターネットサイトで販売しているのだと言い、年に楽天市場や50万鉢ほど売れるのだという。現在は1900以上の若苗が育てられている。「多肉植物エケベリア10種類セット」は3480円という値段だと言い、色のわずかな違いを楽しむことができるのだという。社長の松本さんは幼少期から花を育てるのが好きで学生時代から花をフリーマーケットで育ててきたのだという。若苗は種類が多くて安いのが特徴だと言い、大人の花は380円ほどなのに対し、ハニーミントファームでは値段が半分以下の150円ほどのものも販売しているという。大人の花は出荷までに約3カ月かかるのに対し、若苗は1カ月以内に出荷することが可能であり、回転数の違いが販売数につながっている。生産者側は苗が小さいことで輸送量が割安なだけでなく。若苗が売れ残っても大きくなった花として売ることが可能であり売れ残りを心配する必要もなくなっている。一方で根をしっかり張ることが大切であり、そうでない場合植物が土から外れてしまうことがあるのだという。松本さんは土にこだわっているのだと言い、ふかふかで軽い土が根を張りやすい環境につなげているが、こちらはピートモスというアシが腐食したものやバーク堆肥という木の皮を腐食させたもの、もみ殻を焼いたものなど13種を合わせているのだという。
福岡・八女市の大石物産では画期的な肥料が生まれている。名前も「実のなる野菜の土」という。ニンジンやナスなど様々な野菜で効果を実証済みとなっているが、重要なのはシュレッダーの紙くずだという。トリコデルマ菌という細菌が紙くずを栄養分に育つことで野菜が育つのだという。九州大学・松元賢教授はシュレッダーの古紙を埋めた段階では全くそういう発想はなかったと開発を振り返った。紙の処分をキャンパスの土で埋めると、紙が分解されたことで土の研究を進めていく。そして、1000種以上の菌の中からトリコデルマ911菌を発見し、植物の成長に好影響を与えると確認したことで地元・福岡県の大石物産と共同で土を開発する形となった。シュレッダーの紙くずが使われることで紙くずのコストがなくなり環境への負荷も軽減されることになる。九州から全国に販路を広げることも検討しているという。
トリコデルマ菌について乙葉さんは「早く家庭向けにも欲しい」などと話した。森永さんは「シュレッダーされた紙の再生利用率は低い。これを使って土を作ることは低コストで環境整備に役立つなど良いことづくし」などと話した。
プランティオは素人でもうまく野菜を育てられる道具を開発したという。プランティオが開発した「grow CONNECT」は土の中に刺しておくだけでいつでもどこでも野菜の状況を確認できるとのこと。専用アプリを通じて日照量や土壌の水分量などを細かく教えてくれる他、次にすべきことまで教えてくれる。
プランティオが開発した「グローコネクト」。温度や水分量などのデータを元に計算することで、作物の種類ごとにどんな作業が必要か分かるという。またプランティオは空きスペースのオーナーからの依頼を受け、このセンサーを使った農園を設置・運営しているという。
乙葉さんはグローコネクトについて「一緒に育てている感じがする」などと話した。森永さんは「ビルの屋上などで農作業を楽しむ人たちは初心者なので指示があるとありがたいと思う」などと話した。
森永さんオススメの園芸ビジネスはサントリーフラワーズの「サントリー本気野菜」。森永さんは「種類が非常に多い」などと話した。
がっちりマンデー!!の次回予告。